爪が二枚づめになりやすい。爪の周りの皮膚が硬くなりやすい。という悩みがあります。クリームで保湿を心がけていますが、なかなか良くなりません。何かお勧めのトリートメント情報があれば嬉しいです。
爪が二枚爪になりやすい場合には、乾燥のほかに貧血などの体調が原因の場合も。また爪周りが硬くなりやすいのは角質+乾燥があります。どちらも指先の保湿が大切です。硬くなってしまった皮膚は角質を柔らかくするクリームを使う、という方法もあります。
今ある潤いを失わないことが大切
ネイルサロン・エクラーラの山崎です。こんにちは。
ネイルやお爪に関するお悩みにプロの視点からお答えします。
二枚爪と爪周りの角質が硬い、というお悩みですね。二枚爪の場合には、貧血などの体調が原因の場合があります。もし体調が原因の場合には、ネイルでは解決できませんので医療機関へご相談してください。
ネイルの観点からですと、2枚爪の原因は【水仕事などによる指先の乾燥】が主な原因です。クリームで保湿をこころがけている、とのことですので、保湿はきちんとされているのだと思います。
指先の乾燥を防ぐためにもう一つ大切なことがあります。それが【今、お肌や爪にある潤いをこれ以上失わないこと】です。
実際に失ってしまったうるおいはクリームをいくら刷り込んだところで戻るわけではありません。ですのでクリームを塗る前に、【今爪や皮膚に蓄えられているうるおい】を流さないことが大切です。
具体的には水仕事の際には手袋をするのが一番簡単です。また素手で洗う際にはお湯のほうがうるおいを流しますので、水で洗う、という方法もあります。
また爪周りの皮膚が硬いことでお悩みとのことですが、こちらも乾燥が主な原因になります。特に指先は冷えやすい部分でもありますので、新陳代謝が滞りがちです。
皮膚のターンオーバーがうまくいかず、余分な角質がたまってしまい、乾燥すると硬くなったりひび割れしたりします。
まずは角質をためないこと、乾燥させないことがベスト。
硬くなってしまった場合には、角質を柔らかくするクリームを使って指先を柔らかくするという方法もあります。ただし角質を柔らかくするクリームは長期で使い続けると皮膚が割れてしまうものもありますので、皮膚が柔らかくなったら一度やめてみて、普通のネイルオイルなどの保湿に切り替えるのがおススメです。