仕事柄、爪の白い部分をすべて切らなくてはならずかなり深爪です。現在爪は指よりつめの方が短く、指の皮がどんどん割れたりします。キレイな指先にするにはどうしたらいいでしょうか?
爪の白い部分を1ミリ程度残し、あとは爪やすりで整えてみてはどうでしょうか?
仕上げは爪やすりを使って優しく削る
ネイルサロン・エクラーラの山崎です。こんにちは。
ネイルやお爪に関するお悩みにプロの視点からお答えします。
深爪と指先の乾燥が気になる、というお悩みですね。
まず深爪についてですが、ネイルサロンでは爪の白い部分は短くても1?2ミリ程度残して切るようにしています。もちろん白い部分をすべて切ることは可能ですが、爪と指をくっつけている部分(ハイポキウム)を傷つけてしまうこともあります。無理やり限界まで短くすることはありません。
ご自宅で爪を切る場合には、白い部分を1?2ミリ残して切るのがベストです。もし難しいようであれば、白い部分を1ミリ程度残し、あとは爪やすりで整えてみてはどうでしょうか?
爪切りでグイッと指先を押しながらで白い部分をすべて切ってしまうのは、爪を指からはがしてしまう力が指先に加わってしまいます。
結果として深爪が進んでしまうことも。ハイポにキウムといって爪と皮膚を固定している皮膚が伸びすぎた場合、逆に指先を刺激してハイポにキウムを下げるという方法があるぐらいです。
白い部分をある程度切ったら、爪やすりで優しく白い部分削り、できるだけ今ある状態を悪化させないようにする、という工夫をしてみてはいかがでしょうか?
指先の皮についてですが、実際に拝見したわけではないのでいただいた相談内容だけで書きますと、親指などでも爪を尖らせすぎると本来爪で覆われていた箇所の皮膚があらわになり、そこが割れたり硬くなったりすることがあります。
相談者さんの場合にも、本来爪に覆われているべき皮膚の部分があらわになり、それが原因ではないかとも思われます。対策としては痛みが出たり、血が出たりしている時には皮膚科などの専門機関へ行かれるのがおススメです。
ネイルの観点から言うと、爪を伸ばしていただく、というのが一番おススメですが・・・
また指先の乾燥でお悩みとのことですが、乾燥対策は手袋+保湿を合わせて行います。手袋が難しいようであれば、水仕事の際にお湯ではなく水やぬるま湯を使うだけでも手のうるおいを守れます。
※爪が極端に薄い場合、服用している薬や病気、体調に原因がある場合があります。必要であれば医療機関へご相談ください。
なお爪の形や削り方を工夫することで指先をキレイに見せるという方法もあります。詳しくはこちらを押してください。
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