ネイルサロンで使っているマニキュアと数百円前後ののネイルって違うのでしょうか?
プロ用はハケの形やとっても部分に工夫があり、「美しく塗る」という点に焦点を当てています。一般消費者向けのネイルは瓶の形が良かったり、はやりの色を楽しめる、というメリットがあります。
高いマニキュアと安いマニキュアの違いとは?
ネイルサロン・エクラーラの山崎です。こんにちは。
ネイルサロンのネイリストがネイルのお悩みにお答えします。
ネイルサロンで使われているネイルと数百円前後で売られているネイルの違いについて、というご質問ですね。
まず私のお店で使われているマニキュアはプロ仕様のものが中心です。プロ仕様のネイルブランドのマニキュアにはOPIのほかに、essieやCND、jessica, sparitual など多くあります。
これらのマニキュアの特長は
・美しく塗ることができるように開発(ハケの硬さや形・長さが計算されている)
・発色のよさ(使用されている顔料も高価なものが使用されている)
・仕上がりの美しさ(薄く2回塗ったときに美しく仕上がるようにできている)
・もちの良さ(何日たっても爪と一緒にしなり、割れたりしない)
・使いやすく設計(瓶や持ち手が使いやすいようデザインされている)
一方で、数百円で売られているネイルはいわゆる【一般消費者向け】商品が多いです。もちろん素晴らしい商品もたくさんありますが、特徴をあげるとすれば以下の通りです。
・見た目の良さ(持ち手の形がカワイイデザイン)
・使ったときの使い心地(香りがいい、など)
・塗りやすい(塗りやすい色・ムラになりにくい色)
・使いやすさ(1回塗っただけでもキレイに発色する)
・もち(メーカーによって異なる)
・値段(量を少なめにして、価格帯を下げている場合も。買いやすい)
なですのでおそらく商品の開発や企画段階からこのようなコンセプトの違いがあり、それが値段(求めやすさ)として差がでているのではないでしょうか?
以前、一般消費者向けのネイルでびっくりしたのが「毛糸が入っているマニキュア」です。これはすごいと思いましたね。
だってネイルに糸を入れるっという発想が私には思いつかないです。
こういう自由な発想や「ワクワク」があるのも一般消費者向けのネイルのいいところです。
プロ用だとこうはいかないです。
ラメでもパールでも均一化したものが多いのが、「最初から最後まで同じような仕上がりになる」ことを意識して作っているから、というのが私の見解です。
逆に言うと、「いっつも同じような色やラメの配置になってしまって面白くない」とも言えます。
どちらがいいというわけではなく、用途によって使い分ける、というのが個人的にはいいのではないかと思いますよ。
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