ネイルサロン・銀座エクラーラの山崎です。こんにちは。現在ネイルサロンを経営する傍ら、ネイリストとして活動しています。
お気に入りのネイルを塗ったとき、仕上げのトップコートが曇ってしまう・・・ということありませんか?私自身もトップコートが曇ってしまった、というご相談を良くいただきます。
そこで今回はトップコートが曇ってしまう原因と曇ってしまった時の対処方法をご紹介します。
トップコートが曇る一番の原因は「湿気」
結論から言うと、トップコートが曇る一番の原因は「湿気」と「温度」です。ムシムシして、暑い日とかは気泡や曇りが発生しやすいです。
さらにもう少し言うとその人の「指の温度」にも影響するんですが・・・やっぱり湿気の部分が大きいです。
曇ったのは「水滴」が原因
実は私自身もトップコートを塗ったら「白く曇ってしまった」という経験があります。塗った端からみるみる曇ってしまい…なんだか怪奇現象を見ているようでびっくりしたことがあります。
実はしばらくしてから気づいたのですが、「曇った」と思っていたのは「ネイルの上についていた水滴」だったんです。寒い日に窓の内側が曇るように、トップコートにも水滴がついちゃったみたいなんですね。
気候は6月の梅雨のムシムシしている時期。さらにマニキュアの気泡を防ぐために凍らせたペットボトルで指先を冷やしながらマニキュアを塗っていましたペットボトルで冷やされた爪先に水滴がついて曇ってしまったようでした。
ネイリストにとっても「湿気」と「温度」ってかなり気を使います。特にマニキュアの場合には仕上がりに気泡が出来ちゃう場合もあるからです。
実際、マニキュア自体も厚い温度にはそれほど強くはないらしく、「湿気の多い日に使うと気泡ができる場合もあります」と注意書きあるのを見たことがあります。
まとめ:マニキュアは「湿気」と「気温」に左右されます。湿気の多い日に温度差があったりすると、トップコート曇ってしまうこともあります。
「曇り」は時間が経つと元に戻る場合も
ところで私の「トップコートが曇ったケース」ですが、実はそのまま10分ほど置き、指で触ったら簡単に取れました。爪先に水滴がついていただけなので、放置しておくだけでも自然に曇りがなくなってしまう指もありました。
なので「あ!曇った」と思っても焦らず10分ほど置いてみて様子を観察してみると消える場合も。
マニキュアは湿気×温度で曇ってしまうことがあります。
ご自宅ですと、マニキュアを冷蔵庫に入れるケースって言うのもあると思います。湿気の多い日に冷蔵庫から取り出してマニキュアを塗ると曇ってしまうのかもしれません(私はまだ経験ありませんが)。
まとめ:マニキュアが曇ってしまった場合には焦らず10分ほど様子を見ます。単に湿気で曇ってしまった場合は気温の上昇とともに曇りが消える場合もあります。
ジェルネイルの「曇り」は、未硬化ジェルのふき取りを見直す
ジェルネイルが「曇ってしまう」というケースもありますよね。ジェルネイルで曇ってしまう場合、
未硬化ジェルのふき取りが不完全
であることが多いです。
「未硬化ジェルって別に適当にふき取っておけばいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、しっかりふき取ってこそツヤツヤのネイルに仕上がるんです。未硬化ジェルをふき取るサインポイントは以下の通り。
- コットンの4隅を使ってしっかりふき取る。
- コットンの同じ場所は使わない(未硬化ジェルが再度ネイルについてしまうので)
- 爪の裏や甘皮近辺は綿棒などでふき取る(皮膚に残るとアレルギーの原因になるため)
まとめ:ジェルネイルが曇ってしまう場合は未硬化ジェルのふき取りが不十分の場合も。コットンを使ってしっかりふき取るのがコツ
曇ってしまった場合には上からもう一度薄く塗る
ではトップコートが曇ってしまった場合にはどうしたらいいでしょうか?
まずはマニキュアの場合ですが、最悪塗り直しするという方法もありますが、せっかくキレイに塗ったのですからもったいないです。
曇ってしまった場合には、10分ほど様子を見てみましょう。ネイルについた水滴であればそのうち曇りは消えます。それでも曇りが消えない場合、再度上からトップコートを塗ります。このときは冷蔵庫などで冷やしていない、常温で保存したトップコートを塗ります。
ジェルネイルの場合にもサイドトップコートを塗る
ジェルネイルの場合も同様に、再度上からトップコートを塗ります。ライトでしっかり硬化させたのち、未硬化ジェルをふき取り、ツヤを確認します。ツヤがでなくても、再度トップコートを塗ることでキレイなツヤを出すことが出来ます。
ポイント:再度上からトップコートを塗ることでツヤツヤに仕上げることが出来ます。
まとめ
- トップコートが曇る一番の原因は「湿気」・・・湿気のある日に温度差のある状態で使用すると曇ってしまう場合も。
- 「曇り」は時間が経つと元に戻る場合もあるので焦らず10分ほど様子を見る
- ジェルネイルの「曇り」は、未硬化ジェルのふき取りが不十分である可能性大。
- 曇ってしまった場合には上からもう一度薄く塗るとツヤが戻る。マニキュアの場合には常温で保存したトップコートを塗るのがおススメ。
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