ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
流れ作業のようなネイルサロンがちょっと苦手・・・というお話はよく聞きます。
これは個人の好みの問題ですのでどちらがいいという訳ではないです。
とはいっても私も流れ作業タイプのネイルサロンでちょっとがっかりしたことがありますのであなたのお気持ちはよくわかります。
そういう場合には1人?3人程度でやっている少人数制のネイルサロンがおすすめですよ。
ほぼ貸切になることもありますので接客も丁寧になります。
少人数ですと当然流れ作業もできませんので一人のお客様に一人の担当ネイリストがつくことになります。
ジェルネイルとは。
わかりやすく言うと【合成樹脂(プラスチック)】です。
見た目は水あめみたいです。
水あめみたいなので塗りやすくアートがしやすいです。
ライトで固まる特性があります。
マニキュアに比べて硬化時間も短く耐久性(2?3週間)もあるため日本では人気メニューとなっています。
自分で落とすことができないのでネイルサロンに再度行って落とす必要があります。
マニキュアとは。
わかりやすく言うと【爪に塗るペンキ】です。
ニトロセルロースなどに顔料が入っています。
ペンキのようにどろっとしていますが。
塗った端から乾いていくので塗るときには素早さが求められます。
硬化時間は2時間ほどといわれていますが最近では10分程度で乾くもの日常紫外線で硬化するものまた耐久性の良いもの(1週間から10日)も次々と発売されています。
日本では下火のイメージですが【同じネイルを1か月もするなんて飽きちゃうわ】という方が多い海外の女性の間ではまだまだ人気のメニューとなっているようです。
これはどちらがいいかという訳ではなくその人の生活リズムにも関係してきますね・・・たとえばお子さんが小さくて忙しく指先を使うことが多いという方は耐久性のあるジェルのほうがいいかもしれません。
逆に好きな時にオフしたいコンスタントにネイルサロンに行ける時間的金銭的な余裕がある定期的に違う色を塗り替えたいという方はマニキュアをおすすめしています。
爪と指の間にはハイポニキウムといってこの二つをくっつけている部分があります。
ネイルサロンでは爪を切る際には爪と皮膚をくっつけているこのハイポにキウムという部分を傷つけないよう細心の注意を払います。
私でしたらやっぱり怖いので爪の白い部分は残して切りますけど・・・ハイポニキウムには神経もありますし血管も通っています。
うっかり切ると血が出ますしとても痛いです。
この部分を傷つけないためにも爪を切るさいには慎重にかつ丁寧に行う必要があります。
爪は月に1回を目安にネイルサロンでお手入れしたほうが爪のためにはいいです。
お手入れせずに爪を伸ばすことで爪が乾燥し爪が折れやすくなってしまったり表面が割れてしまうことがあるからです。
私でしたら月に1回ネイルサロンでお手入れして爪の形をキレイに整えてもらいます。
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オマケ
爪自体の形を変えることは難しいですがメイクやファッションと同じでちょっとしたコツで爪を美しく見せることは可能です。
爪の横幅が大きい場合爪を伸ばすと指がキレイに見えます。
ポイントはただ伸ばすのではなくネイルベッドの部分を大きくしながら伸ばすという事です。
ネイルベッドとは爪のピンクの部分です。
この部分を伸ばすことで爪が長く見え結果として指がキレイに見えます。
ネイルベッドを伸ばす際に大切なことが【爪の両端を削りすぎない】ことが大切です。
爪の両端ささくれができやすい部分のことをサイドといいますがこの部分をぎりぎりまで削るケースを見かけます。
爪はほっそりして見えますがあまり削りすぎると周辺の皮膚の部分が硬くなったり爪が反りかえってしまったりネイルベッドもあまり育ってくれません。
ですのでこの部分を程よく残すことが大切です。
ご参考にしてくださいね。
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