ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
私でしたら指先が固くなって来たりささくれができてきたらネイルサロンでネイルケアを受けます。
月に1回ネイルケアを受けることでキレイで健康的な指先を維持することができます。
私がやっているネイルサロンではカチカチになってしまった角質や甘皮周りの角質をやわらかくキレイにするお手入れにこだわっています。
指先の硬い角質をキレイにするだけではなくネイルがキレイに映える手や指の関節をお手入れするお手入れメニューをご用意しています。
ネイルサロンに行く際に甘皮を自分で整えていくのはお勧めしません。
失敗して出血してしまった際など場合によってはネイルができない場合があるからです。
通常のジェルネイルですと甘皮処理についてはネイルサロンによって違います。
別料金になっている場合もありますしセットになっている場合もあります。
多くの場合ついていないメニュー構成になってることが多いです。
最初でしたら甘皮処理を一緒にすることをお勧めします。
仕上がりがびっくりするほど違ってきます。
結論から言うと【甘皮処理はネイルサロンで】というのが私の考えです。
誤った甘皮処理により爪周りが腫れてしまったり凹凸した爪が生えてきてしまう原因になるからです。
もしどうしてもご自宅で甘皮処理をしたいという場合には爪上についた角質をコットンガーゼで拭ってキレイにするという方法もないことはないですが・・・サロン級の仕上がりにするのは難しいです。
甘皮処理というと「甘皮をざっくり切る」というイメージがありますがネイルサロンでは「爪の上の角質をとっていく」ことが中心です。
実際にネイルサロンでどうやって甘皮のお手入れをしているのでしょうか。
簡単に説明します。
1.指先の角質を柔らかくします・・・指先をお湯や暖かいクリームにつけます。
2.爪上についている角質をキレイにしていきます・・・爪上についている角質をプッシャーと呼ばれるへら状のものでとっていきます。
最後にニッパーで甘皮周りの角質をキレイにします。
こうやって書くと【簡単そう】と思えますが自宅でネイルサロンと同様の甘皮処理をするというのは難しいです。
実はこの甘皮処理ネイルスクールで勉強しますがそのあと就職先のネイルサロンでさらに練習を重ね1年以上かけて習得していく施術だからです。
特に甘皮処理で失敗する原因の一つが甘皮をすべてバッサリと切ってしまうというケース。
実は爪が生えてくるときに甘皮がないと凸凹した爪が生えてきてしまうことがあります。
甘皮はキレイな爪が生えるために大切や役割を果たしています。
決して邪魔な存在などではないです。
ですので必要な甘皮を残しながら爪回りをお手入れするという事が大切です。
そのためもし本格的な甘皮処理をしたいのであればネイルサロンでしてもらうのが大切なんです。
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オマケ
目の錯覚でカモフラージュするために必要なのが【爪の形】+【爪の長さ】+【色】です。
まずは爪の形ですがその方の指の形にもよりますが少しでも指が長く見えるよう四角い爪or緩やかな丸みを持たせた爪の形に削ります。
特に爪を横から見たとき爪のサイド(横の部分)を削りすぎないように注意します。
この部分を削らず残すことで爪を伸ばした時にネイルベッド(爪のピンクの部分)が一緒に伸びやすくカモフラージュしやすいからです。
これは爪の専門的な名前でいうと【スクエアオフ】とか【ラウンド】という形なのですがこの形に削るには最初は難しいので一度見学をするつもりでネイルサロンに行ってみるのもいいと思います。
またある程度の長さも必要となってきます。
爪が長いほうがそれだけ指も長く見えますし爪自体も長く見えカモフラージュしやすいです。
最後に色ですが指を長く見せたいなら【指と似たようなベージュ系の色】がおススメです。
また爪が透けない透明感のない色を選びます。
加えてネイルサロンでは爪周りのお手入れ【ネイルケア】を一緒に行いさらに爪を長く見せる施術をします。
爪自体は大きくはなりませんが爪上や爪周りの角質をキレイにし今まで角質でおおわれていた爪がくっきり見え結果として爪が長く見えるようになります。
ご参考にしてくださいね。
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