ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
甘皮部分のお手入れはネイリストに任せましょう。
甘皮とは「爪の根元の生え際に見える皮のようなもの」のことです。
この甘皮部分の処理は訓練を積んだネイリストに任せたほうがよいのです。
インターネット上では自宅でできるネイルケアなど情報が氾濫しています。
そのせいで甘皮をご自分でいじられる方が多いのですが要注意です!甘皮を触るのはできるだけ避けてください。
プロに任せておいたほうが無難です。
といいますのは訓練を積んでいない一般の方の場合甘皮を間違った切り方で切ってしまうことが多いのです。
そうなるとささくれがかえって増えてしまったり皮膚まで一緒に切ってしまい出血ということがありえます。
(実際これは私の友人の話)。
そもそも甘皮は指先にとっては大切な皮膚の一部です。
ですので皮膚をプロでない方がいじるのはよくないのです。
腫れてしまったりすることもありえます。
「日本ネイリスト協会」から出ているネイリストのための教科書によりますと・・・甘皮には「細菌やその他の異物の侵入を防ぐ皮膚の部分」とあります。
甘皮は爪を病気から守ってくれる大事な部分なのですね。
ですので訓練を積んだプロのネイリストが触るべきなのです。
甘皮の処理についてはプロに任せましょう。
ご自分でするのはマニキュアを塗ることなどにとどめることが無難だと思います。
爪が完全に生え変わるまでおおよそ6か月かかるといわれています。
ですので少なくても半年はジェルネイルをお休みするのがおススメです。
特に小指は他の爪に比べてもともと爪が薄いのが特徴です。
ですのでジェルネイルをする際にも特に爪が薄くならないよう気を付けたい指でもあります。
つけ爪についてですが両面テープを使ってチップを付けるのであれば問題ないです。
しかし中には強力な接着力のあるテープもありますので剥がす際に爪を傷めないよう細心の注意を払う必要があります。
また接着剤の場合には剥がす際に爪を傷めてしまうのでNGです。
とはいっても私であればそのような状態で付け爪はしません。
爪は新しく生えてきますが今ある爪はそれ以上厚くはならないからです。
お勧めはベースコートなどを重ね塗りしできるだけ爪に負担をかけないようにしておくことです。
私の経験から言うと「似合う爪の形」というのがあると思っています。
それが「爪を大きく見せたい人」や「細ながい爪の形が合わない」というケースはスクエアオフは特にかっこよく決まります。
スクエアオフは四角なので先端を尖らせる場合よりも面積が大きくなりますよね。
ですからそんなときには重宝します。
また爪の形の中でも先端に向かって広がっている爪の場合。
これは爪の両端の形を整えることでほっそり見せることもできます。
しかし爪が短かったりする場合限界があります。
そんなときに重宝するのが「スクエアオフ」。
とてもかっこよく決まります。
最後にスクエアオフにする際に注意したいこととして「爪が丈夫なこと」が挙げられます。
爪が薄かったりする場合には場合によっては端がめくれてしまう場合があります。
ですのでジェルオフ後で爪が薄くなって・・・・という場合には避けた方が無難です。
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オマケ
スカルプチュアというのは「爪の長さの延長」をする際の技術の一つのことですがアクリル樹脂を使った長いネイルをことを指すことが多いです。
スカルプチュアはネイルスクールでも時間をかけて教える施術の一つです。
ご自宅で出来ないことはありませんがネイルサロンのような美しい仕上げりにするのは難しいと思います。
またキレイにはがすには専用の溶剤が必要で簡単には剥がれません。
ご参考にしてくださいね。
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