ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
お湯を使っていないネイルケアは通称「ドライケア」と呼ばれています。
ドライケアは厳密には「ネイルケア」ではないと言われています。
ドライケアは「ジェルをのせる前の下処理」で爪に水分を含ませないために水を使ったお手入れはしないためです。
一方で気持ちいいネイルケアの特徴は「お湯」などを使い「指先の皮膚を柔らかく」することから始まります。
指先を柔らかくしてから指先のささくれや角質を少しずつ取っていきます。
所要時間はネイルサロンによってまちまちですが大体20分?40分ぐらいです。
この間ネイリストとお話するのも良いですしゆっくり静かにくつろぐのも良いですね。
多くのネイリストが受験している「ネイリスト技能検定試験」。
この試験の中にも「ネイルケア」の科目があります。
そして「お湯」が持ち物として指定されています。
ネイルケアはお湯を使って時間をかけて行うので気持ちいいのだといえます。
私のネイルサロンでは【爪に色を塗らない】というメニューを選択する人も多いです。
爪だけではなく爪回りや指の関節手の甲までしっかりお手入しているのでそれだけで爪がキレイに見えるからです。
そんな方におススメしているのが【クリアマニキュア】です。
クリアマニキュアというのは私のネイルサロンで読んでいるメニュー。
ベースコートとトップコートを合わせたものです。
いわゆる透明マニキュア。
お手入すると爪の色がとてもキレイに見えるのでこんな風にクリアのマニキュアでも十分キレイに見えます。
また仕事の関係で爪にマニキュアが塗れないという方には【爪磨き】がおススメです。
爪にツヤが出るとそれだけで指先がキレイに見えます。
こんな風にちょっとした【ツヤ】を爪に取り入れるだけで指先がとてもキレイに見えます。
美容院でもネイルサロンによって美容師さんのカラーが違うようにネイリストもネイルサロンによってカラーが違ってきます。
例えば安いネイルサロンで回転数を上げて・・・という忙しいネイルサロンの場合どうしてもスタッフは疲れてきます。
そうなると自然と接客もそのような雰囲気に飲まれてしまうことも。
接客のプロとしてはNGなんですけど(ネイルサロンにかぎらず)やはりどこのネイルサロンでもそういう「常に不機嫌ちゃん」はいるものです。
こういうスタッフはお客さんとネイルサロン両方に迷惑をかけていることを知るべきなんですけどね。
話をもとに戻すともしじっくり話を聞いてくれるネイルサロン親身になって相談に乗ってくれるネイルサロンを探したければそのネイルサロンのスタッフの人数が一つの目安になります。
スタッフが多いネイルサロンや格安を売りにしているサロンですと一度に多くの人数をこなしたり短時間で施術をこなすことで利益を出すという仕組みになっています。
多当然組織として動きますのでノルマ時間制限など多くあるのが事実です。
一方でスタッフが少なければ逆のことが起こります。
結果として価格帯は上がりますがお客様とお話ししたり相談に乗る時間がおのずと増えるということになります。
今ではネイルサロンにもいろいろな種類があります。
用途に合ったネイルサロンをみつけることでネイルをもっと楽しめるようになると思いますよ。
こちらもどうぞ⇒自然な爪の美しさを導く大人のためのネイルサロンとは?
オマケ
指先のお手入れとは実際にはどのようなことを言うのでしょうか。
指先をきれいにするには以下の3つのポイントがあります。
それが・爪先の形(爪をやすりなどで整える)・爪のツヤ(爪の上の余分な角質を処理)・爪回り(甘皮周りささくれ処理)この中で今すぐできるのが【爪先の形を整える】と【爪回りのささくれ処理】です。
この2つをすることで指先はかなりすっきりします。
さらにすっきりさせたい場合には・・・この先はネイルサロンでお手入れすることになります。
プロのお手入れしてもらうことで残りの【爪の角質】と【甘皮周り】のお手入れができてあなたの指先はさらにパワーアップします。
ご参考にしてくださいね。
こちらもどうぞ⇒テーブルのない変なネイルサロンとは?