ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
ネットで調べたネイルサロンが「清潔なのかなぁ」。
「フットバスちゃんと洗ってるのかなぁ」と心配になることもありますよね。
ほかの業界と同様「衛生基準」を守るかどうかはそのネイルサロン次第というのが現状なのはネイルサロンも同じです。
こんな時はどうしたらいいでしょうか。
その解決法がネイルサロンの店長やマネージャーが「JNA衛生管理士」の資格を持っているかどうかという事を確認するという事です。
どうしてこの資格を持っているといいのでしょうか。
なぜならこの資格を持っているスタッフがいるサロンは「消毒方法をきちんと知っているスタッフがいる」という事になるからです。
ここだけの話ですが本当はスタッフがよりも店長さんや決定力のあるマネージャーさんが資格をもっている衛生管理について知識があるというほうがもちろんいいです。
ネイルサロンの器具の消毒方法を決めるのはネイルサロンの管理者ですからね。
衛星管理士とは日本ネイリスト協会(JNA)が決めたネイルサロンの衛生管理(清潔を保つためのルールみたいなもの)を習得した人に与えられる資格の名前です。
例えば「ネイルサロンはドアのついている屋内でやりましょう」とか「定期的に換気しましょう」などなど基本的なことから書いてあります。
私ももちろん持っています。
講習受けそのあとテストもありました。
内容も結構難しかったのでテストに受かって正直「ホッ」っとしましたよ。
ですからネットで調べて「じゃあこのネイルサロンに行こうかな」となったときにネイルサロンのスタッフがこの資格を持っているかどうかが一つの目安になります。
「フットバス」の消毒方法はかなり細かく決まっています。
以前私が働いていたネイルサロンでもフットバスの洗浄&消毒にスタッフが数人がかりで走り回っていました。
お客様の前では優雅な笑顔でもバックヤードは手袋に消毒ですから華やかなイメージとはかけ離れています(笑)。
というわけで今度ネイルサロンに行く際には「きっとネイルサロンの奥では今頃洗浄&消毒で走り回っているのかなぁ」と想像してみてください。
ちょっと不思議な感じもしますよね。
スクエアオフってどんな形。
と思っているかもしれませんが簡単に言うと「四角い爪の形」のことです。
四角だと角が引っかかったりするのでちょっとだけ角を削る。
だから「スクエア+オフ」なんです。
ネイルの強剛が集う大会や試験などですと「ほんのちょっと角をとる」というぐらいですけどサロンでは角の部分は結構ツルツルに削ってしまいますね。
実際に爪って固いから当たると痛いですしね。
スクエアオフって今あまりやっている人少ないですね。
今はやりの「ゆるふわ」キャラからするとスクエアよりも細長い爪のほうがカワイイイメージがあるからかもしれないです。
とはいってもスクエアオフの人気はやはり健在。
一部の人の間ではやっぱり人気の形です。
私が以前通っていたネイルスクールの先生曰く「スクエアオフが好きな人は家事をしないマダムに多い」とのこと。
確かにスクエアオフっていわゆる「四角」だから家事をするときなんかは正直邪魔な存在かもしれないですね?。
意外と知られていないのが【トップコートを爪の先端(エッジ)に塗る】という方法です。
まずエッジを塗ってから全体を塗る(逆の場合もありますが)ことが多いです。
ほんの些細なことですがこのひと手間あるかないかでマニキュアのもちはかなり違ってきます。
本来であればネイルサロンでネイルをする際には爪のお手入れを一緒にしたほうがいいです。
もともとネイルサロンは【爪や指先のお手入れをするところ】です。
爪に色を塗るのはいわゆる【仕上げ】のようなもの。
今ではその【仕上げ】がメインのネイルサロンばかりになってしまいました。
私でしたら一緒に爪や指先のお手入れをします。
爪に色を塗るだけですと結局爪が伸びてくると同時に指先が汚らしくなってしまうからです。
月に1回ネイルサロンで指先をキレイにお手入れすることで爪に色を塗らなくてもキレイな状態をキープできます。
こちらもどうぞ⇒短時間できるキレイなマニキュアはネイルサロンで出来ます
オマケ
ネイルサロンでは色々なお手入れ方法がありますが引っかかっている部分は引っかからないように削っていきます。
またこの場合には小指の爪回りが乾燥している場合がありますのでフットケアで角質をキレイにしていきます。
爪自体が割れている際には切ってしまう事ができません。
ネイル用のグルーやアクリル樹脂などを塗り様子を見ます。
ご参考にしてくださいね。
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