ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
指先の硬い角質をどうにかしたい人におススメしたいのが「角質をスポンジバッファーで優しくなでる」という方法です。
スポンジバッファーとは「爪の表面を磨いたり爪の凹凸をならすための」スポンジ状爪やすりのことです。
このバッファーで固くなったところを優しくなでるとカチカチの部分は少しずつなくなっていきます。
ポイントは「固い角質の部分のみをなでる」という事です。
同時にやりたいのが「保湿を必ず行う」という事です。
具体的には角質をバッファーで削った後にはしっかりハンドクリームを塗るという事をおすすめします。
保湿をおこなわないとさらに指先が硬くなってしまったりする場合があるからです。
この方法はスポンジバッファーをお持ちの方であればだれでも簡単にいできる方法ですが応急処置的な方法でしかありません。
なぜなら「角質がカチカチ」の部分は改善しますが指先全体の角質のお手入れまではできないからです。
指先が硬くなっているとき指先は古い角質に覆われている状態です。
ですのでちょっと削ったぐらいでは指先全体を柔らかくすることはできませんし見た目も美しく変わるわけではりません。
放置しておくとどんどん指先は固くなりますし指先が割れてしまう事もあります。
見た目もよくありませんしこれではいくらネイルをしても注目されるような指先を演出することはできません。
そこで私は「爪周りの角質をキレイにしてくれるネイルサロン」へ行かれることをおススメします。
これなら指先の硬い部分もお手入れできますしネイルもきれいになりますのでお得ではないでしょうか。
指先が硬くなっている状態というのは指先が悲鳴を上げている状態でもあります。
でですので夏にペディキュアをネイルサロンでするのと同様シーズンに一度は指先の集中お手入れを受けてみることをおすすめします。
マニキュアとは要するに【爪に塗るペンキ】です。
塗った端から乾いていくので塗るときには素早さが求められます。
硬化時間は2時間ほどといわれていますが最近では10分程度で乾くもの日常紫外線で硬化するものまた耐久性の良いもの(1週間から10日)も発売されています。
自分でネイルを落としたいという人に人気なのがマニキュアです。
私のネイルサロンでもジェルネイルを扱っていますが8割以上の方がマニキュアをされていきます。
私の経験上反り爪の方はジェルネイルやネイルが爪先からはがれやすいです。
そのため短期間で頻繁にジェルを付け替えすることで爪先が乾燥し割れやすくなっているのではないかと考えられます。
このような場合爪の保湿を行い爪を乾燥させないことジェルの付け替え期間をメーカー推奨の期間で行う必要があります。
私のサロンでしたら暫くジェルネイルはお休みしネイルケアと乾燥爪用のベースコートでお手入れします。
まずは傷んだお爪を早く伸ばしこれ以上爪が割れないようにするためです。
合わせて爪の形も割れにくい形に整えます。
反り爪の方は爪の先端が当たりやすく爪が乾燥したり割れやすいです。
そのため強度を増すために爪の形をスクエアやラウンドに整えることもあります。
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オマケ
甘皮とは専門的に言うと「ネイルフォルドを保護し細菌やその他の異物が皮膚の中に入る皮膚の部分」。
もっとわかりやすく言うと爪の根元付近にあるペラペラしている皮膚です。
この部分を切ると爪が大きくなるという理由でカットする方がいらっしゃいます。
しかし私のネイルサロンで「自分でカットした」方の多くが切りすぎていたり実際に血が出てしまったりと言う経験をお持ちです。
確かに甘皮を切ると爪が大きく見えますが甘皮にはもう一つの役割があります。
それが「爪を平らにすること」。
甘皮がないと凹凸した爪が生えてくることがあります。
それぐらい甘皮は必要な器官とも言えます。
お手入れするなら必ずネイルサロンでお手入れすることをおすすめします。
ご参考にしてくださいね。
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