ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
ジェルネイルがネイルサロンの主力メニューと言われていますがまだまだ圧倒的に支持されているマニキュア。
たいていのドラッグストアに行けばマニキュアは売られていますし100円ショップにも豊富な色がそろっています。
マニキュアとセットで使うものと言えば「除光液」ではないでしょうか。
除光液はマニキュアを落とす便利なアイテムです。
除光液とコットンがあればすぐにマニキュアを落とすことができます。
そんな便利な除光液ですが実は「指先の乾燥」を引き起こしてしまうことがあるのをご存じでしょうか。
除光液に含まれている「アセトン」が指先の乾燥を引き起こしてしまうと言われています。
とはいってもアセトンはマニキュアを素早く落とす効果があり除光液にはなくてはならない存在です。
甘皮付近の爪の上には角質が乗っています。
この角質の上にジェルを塗るとすぐにはがれてしまいます。
そこでネイルサロンではこのような角質を処理しますがこの下処理をプレパレーションと呼びます。
一般的にはジェルネイルのメニュー料金に含まれていることがほとんどです。
さらにネイルサロンには【ネイルケア】というメニューがありますがこちらは指をお湯につけ角質を柔らかくしてからお手入れするメニューです。
プレパレーションは爪の上の角質をとるという下準備的なメニューですがネイルケアは爪と爪周りのお手入れというイメージです。
濃い色のネイルをキツイ印象にならずに自然に見せたい場合に私がネイルサロンでおススメしているのがダークカラ―の面積を少なくするという方法です。
たとえばネイビーなどの色でしたら斜めフレンチに使うなどです。
ボルドーでも逆フレンチにするだけでも印象はだいぶ違います。
ポイントは「ダークカラーを使うときには爪の面積の1/3以下にする」ということ。
もちろん全部塗ってもいいのですがキツイ印象を避け自然に見せる方法としてこの1/3は重宝します。
また一本だけダークカラ―を塗るのもおススメです。
たとえばグレー色を塗って薬指だけ濃いブルーにするとか。
いわゆる「ワンポイント」ですね。
オマケ
ネイルアートっていうとストーンを載せたりマーブル模様を描いたりを思い浮かべる方が多いと思うんですよね。
意外と日本独自のいわゆる【かわいい】といわれるサブカルチャー的な要素も含んでいたりする印象です。
デザインがたくさんあって初めてネイルを受ける際に迷ってしまうというご質問を受けることがあります。
ではあなたにぴったりのネイルアートってなんでしょうか。
というお話なんですけどそれはあなたのカバンや持ち物に合うネイルアートがおすすめなんですね。
日本ではネイルアートの個性が強く出ているものが多いですが欧米でのネイルアートの位置づけは【ファッションの一部】と考えられていることが多いようです。
ですので自分のファッションスタイルを壊すぐらい派手なネイルアートしないという考え方の方が多いんですね。
ですのでシンプルな一色塗とかフレンチとかちょっとワンポイントでつけるとかそういった感じのシンプルなネイルが多かったりするようです。
ですのでもし迷ったらあなたの持ち物やアクセサリーに合うシンプルなネイルアートや色を選ぶと間違いないですよ。
ご参考にしてくださいね。
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