ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
硬くなってしまった指先を【どうにか】するにはどうしたらいいでしょうか。
乾燥したお肌のお手入れとしては「保湿」が一般的です。
しかし角質がカチカチになってしまっている場合保湿だけしていてもなかなかクリームはしみ込んでいきません。
カチカチになった角質がクリームの染み込みをブロックしてしまうからです。
いくら高級クリームを買ってもお金を捨ててしまうようなもの。
ではこんな時にはどうしたらいいでしょうか。
ここでは私が【緊急的に】行っているお手入れ方法をご紹介しましょう。
それが【カチカチになった角質を除去する】という方法です。
1.目の細かいやすり(もしくはスポンジバッファー)を用意します(220?240グリッドがいいです)。
2.指先の硬い部分のみをスポンジバッファーで優しくなでます。
触ってみて【まだちょっと硬い部分が残ってるな?】ぐらいで止めます。
3.指先をハンドクリームなどで保湿します(保湿しないと再び硬くなってしまうので)。
ポイントは「固い角質の部分のみをなでる」という事です。
柔らかくなったり皮膚を押してみて皮膚が薄くなっていたらストップ。
※あまりやりすぎると皮膚のトラブルを引き起こしますので注意しながらゆっくり行います。
この後クリームなどで保湿を必ず行ってください。
保湿をしないと再び固くなってしまいます。
またこの方法は硬くなってしまったときの応急処置的な方法です。
大きな爪になりたい場合に爪のピンクを伸ばすにはハイポニキウム(簡単に言うと爪と皮膚をくっつけている部分)を指先まで持ってくる必要があります。
この部分が伸びると爪が大きく見えそれほど爪を伸ばさなくても爪が大きく見えます。
ネイルサロンで爪を削る際には出来るだけ爪の両端を削りすぎないよう気を付けます。
爪をとがらせすぎてしまったり爪の両端をけずりすぎてしまったりするとハイポニキウムが爪の中心部分しか伸びなくなってしまうからです。
まんべんなく均一にハイポニキウムをのばすためには爪の形は四角か緩やかな丸みをおびた形がおススメです。
爪を横から見た時は爪の両端が極端に反りあがらないよう削りすぎには注意します。
爪を横から見た際に爪の両端が反りあがっておらず下がってもないまっすぐに保っているのがベスト。
また爪のウラやハイポニキウムに垂らすネイルオイルも売られていますのでこちらを使いながらお手入れするという方法もあります。
避けておきたい【乾きにくい色】。
それは【顔料の多い色】です。
たとえばマットな白は乾きにくいと言われています。
色に関係なく透明感のないこってりとした色は乾きにくいことが多いです。
逆に乾きやすい色は以下のような色です。
・顔料の少ない色(塗った時に透明感のある色)・パールの入っている色(入っている顔料にもよりますが)・ラメやグリッターの入っている色この中で私がおすすめなのは【ラメやグリッターが入っている色】。
ラメやグリッターは乾きやすい上に塗ってもキラキラ光って楽しいですし塗りムラもわかりづらいので忙しいときにぴったりですよ。
こちらもどうぞ⇒短時間できるキレイなマニキュアはネイルサロンで出来ます
オマケ
マニキュアはお化粧と同じですのでみる人によっては【派手】と感じる場合もあります。
あまりにも言われるのが嫌というばあいにはご実家に帰る際には【マニキュアを落とす】という方法も。
ネイルの観点からですとその人が持つ爪の形によって【派手】に見えてしまう場合がありますお顔でもお顔立ちによって同じようなお化粧をしても派手に見える人とそうでない人がいます。
ご参考にしてくださいね。
こちらもどうぞ⇒寝落ちしてしまうほどの誘惑的なネイルサロン