ペディキュアとフットネイルの違いって何でしょうか?結論から言えば、同じものですがあえて言えば、ペディキュアはちょっと古い呼び方です。どうしてこういった呼び方が生まれたのか、ネイルサロンではどちらを使うのか?など両者の違いについてプロネイリストがまとめました!
フットネイルとペディキュアの違いとは?

フットネイルとペディキュアってどう違う?
フットネイルとペディキュアってどう違うのでしょうか?ものすごく簡単にわかりやすく言えば
- フットネイル・・・ジェルネイル、もしくはポリッシュを足に塗ること。現在のネイルサロンではこちらの呼び方が主流。
- ペディキュア・・・主にポリッシュを足に塗ることを指す。昔の呼び方。
となっています。
もちろん今でもネイルサロンで「ペディキュア」という言葉を使っても大丈夫です。
しかしペディキュアは「ポリッシュ」という意味があるのでジェルネイルをしたいときにはペディキュアで「ジェルネイル」を塗ってほしいと伝えといいと思います。
ペディキュアとフットネイルの違いはなぜ生まれた?

フットネイルとペディキュアの呼び方って混乱しますよね。
ではなぜこのような違いができたのでしょうか?
それは【ネイルの種類が格段に増えた】からです。
20年ほど前まではネイルサロンでネイルといえばポリッシュ(除光液で落とせるネイルのこと)が一般的でした。
なので手に塗るネイルは【マニキュア】。
足に塗るネイルを【ペディキュア】と呼んでいたんです。ちなみに海外ではペディキュアといえば足のお手入れのことを指します。
色を塗らなくても手足をお手入れすればそれは立派な「ペディキュア」なんです。
日本にエナメルを持ち込んだ人がマニキュアと名前を付けてしまったのでややこしい感じになってしまいました。
ところが2000年代に入りネイルサロンでは【ジェルネイル】が主流に。
ポリッシュを足に塗るペディキュアだとややこしいので、フットネイルという言葉が広まってきています。
なので「ペディキュア=ちょっと昔の呼び方」です。
ちなみに今のネイルサロンでは爪に塗る内容にかかわらずフットネイルという呼び名が一般的です。
ペディキュアには「足のお手入れ」という意味がある
フットネイルとペディキュアの違いについて先ほどご説明しました。
どちらも【足のネイル】を指してます。そして爪に塗る種類によって
フットネイル=ジェルネイル
ペディキュア=ポリッシュ
という違いがあります。
しかし実はペディキュアには【足のお手入れ】という意味がありました
pedi=足
cure=お手入れ
つまりペディキュアとは「足のお手入れ」なんです。
具体的には足の爪を切ったり角質をキレイにしたりするお手入れのことです。
ちなみにペディキュアをするときには「お湯」を大量に使います。
お湯を使うことで分厚い足の角質を柔らかくして余分な角質をきれいにすることができます。
現在ネイルサロンではフットネイルはジェルを指していますが、サロンによっては足のお手入れを受けることもできます。
足のお手入れをするとフットネイルがぐっときれいになりますので是非受けてみてはいかがでしょうか?
ちなみにフットネイルをするとパンプスが痛い!というときの原因と対策についてまとめました。
是非ご覧ください。
ネイルサロンでのフットネイルとペディキュアの違い

現在のネイルサロンではフットネイルという呼び方の方が一般的です。
分かりやすく言うと【フットネイルの中にペディキュアがある。】というイメージです。
ジェルネイルが登場してきたためにペディキュア=マニキュアというイメージがあるので自然に使いづらくなってきました。
イメージで言えば、フットネイルというくくりがあってその中にペディキュアやジェルネイルがある。
そういうイメージです。並べて書いてみるとこんな感じです↓
<フットネイル>
・ペディキュア→ケア+ポリッシュがメイン
・ジェルネイル→足爪に色を塗るのがメイン(足のお手入れをしてくれる場合もある)
・フットケア(ペディキュアに含まれる場合も)→足の甘皮ケア&角質ケア含まれる
こんな感じになっています。
内容は微妙にネイルサロンによって違うのでフットネイルを受ける際は確認していただいた方がいいと思います。
ちなみにフットネイルをしてヒールを履くと痛い理由についてまとめました。
フットネイルの関連動画
動画1
フットネイルの関連動画をご紹介します。フットネイルする際の爪の削り方についての動画です。爪の形と痛みは結構関係がありますので気になる方は是非ご覧ください!
動画2
フットネイルの関連動画をご紹介します。フットネイルする際の爪の削り方についての動画です。爪の形と痛みは結構関係がありますので気になる方は是非ご覧ください!
余談:フットネイルでスカルプって出来る?
余談ですがフットネイルとスカルプの違いについてご紹介します。
スカルプとはネイルサロンでは「爪の長さの延長」のことを指します。
手の場合には爪を人工的に長くすることはありますがフットネイルでスカルプをするということは基本的にはありません。
爪がなくなってしまい、例外的にそこにスカルプをすることはあります。
さらに巻き爪矯正的な施術でスカルプをするケースもあります。
しかし基本的にフットネイルの場合には接着剤で止める、もしくはシルクで補強する、というのが多いです。これは
- 足爪はあまりに長いと靴が履きにくい&歩きにくい
- 足は人工爪が取れやすい場合がある
- グリーンネイルを避ける
といった理由があります。
是非ネイルサロンでフットネイルやペディキュアをする際に参考にしていただければと思います。