深爪でもネイルを楽しみたい・・・私のサロンでも「深爪ですけどジェルネイルしたい」というご相談をよくいただきます。ここで楽しめるジェルのコツをプロネイリストがまとめました!
深爪でも楽しめるジェルネイルについてまとめました
深爪だからと言ってジェルをあきらめていませんか?
深爪でもジェルを楽しむことが出来るんです。ここでは深爪の人がジェルを楽しむ方法をまとめました!
深爪でもジェルネイルは可能?
結論から言えば短い爪でもジェルネイルは可能です。
JNAは以下の様な症状がある際はサロンでの施術することが出来ないとしています。
爪の異常(病気など)
爪周りの皮膚の疾患
(参照:JNA テクニカルシステム ベーシック)
逆に言えば爪や皮膚に病気が見られない場合には深爪でもジェルすることが出来ます。
実際、私のネイルサロンでも【深爪ですがジェルネイル出来ますか?】というお客様がいらっしゃいます。
ほぼ全員が特に問題なくジェルネイルをされています。
さらに深爪の場合ジェルをする際に人工的に長さを延長することも出来ます(長さ出し)。
長さ出しをすることで、深爪に関係なく見た目はすらっとした爪になり雑誌に出てくるようなカワイイデザインを楽しむことも。
このように深爪や短い爪の方の場合、疾患がなければジェルネイルを受けることが出来ます。
ではどんなデザインが深爪に似合うのかご紹介します。
深爪さんには【ナチュラルでシンプル】ジェルがお勧め
深爪の方にお勧めのネイルデザインが【ナチュラル&シンプルなデザイン】です。
指先の清潔感がUPするので深爪の方でも抵抗なくジェルネイルを楽しんでいただけます。
さらにナチュラルカラーの場合、お肌の色に同化して深爪で気になる指先がほっそり見える効果も。
ジェルネイルは1か月爪を切らずに伸ばします。
そのためしばらくすると爪の根元が気になるという方もいますがナチュラルカラーならそのような心配もありません。
約1か月ジェルを楽しんでいただけます。
私のサロンでは深爪の方の場合、長さ出しはあまりお勧めしていません。
深爪から一気に爪を伸ばすと生活に支障をきたすことがあるからです。
深爪からいきなり長さ出しをするのではなくまず【爪を伸ばす】ことに慣れてもらうようにしています。
深爪の爪の長さのままジェルを体験してもらうことがほとんどです。
1か月たつと約3ミリ程度伸びるので、深爪でもかなりの長さになるからです。
次第に爪が伸びて指先がほっそり変化していく様子を楽しんでいただけるデザインです。
深爪さんに似合うビビッドカラージェル
深爪やショートネイルの方に良く似合うのが実はビビッドカラーです。
ケバくなりがちな色もショートネイルならポップな印象に。
ホログラムやラメなど派手めなジェルデザインもスッキリおしゃれに見えます。
深爪でもただ色を塗っただけ、というのはNGです。
ビビッドな色をケバく見せないコツが【指先のお手入れをしっかりする】事。
サロンではジェルネイルをする前に必ず【ネイルケア】と言って爪と指先のお手入れをします。
深爪でお悩みの方は指先のお手入れをまずするとその変化に驚きます。
ジェルの前にお手入れをすることで深爪で爪が小さいとお悩みの方も一回りほど大きくなります。
清潔感のある指先だとビビッドな色もおしゃれに仕上がります。
深爪にジェルネイルをするなら一点豪華主義がおすすめ
深爪やショートネイルだと思い切ったデザインは敬遠する人が多いです。
そんな時におススメなのが【一点豪華主義】のデザイン。
薬指だけにワンポイントとしてビックストーンを付けるというデザインがお勧め。
ビビッドなカラーと合わせると豪華な印象に。
ナチュラルカラーと合わせるとさりげないアクセサリー代わりに。
ストーンのキラキラ効果で指先をキレイに。人目を引く指先を楽しめます。
深爪にジェルネイルをするときの注意点とは?
痛みや出血がある場合がジェルNG
深爪やショートネイルにおススメのネイルデザインをご紹介しました。
ここでは深爪の人がジェルをする場合の注意点についてご紹介します。
1.深爪がひどくて痛みや出血がある場合は、ジェルはできません。
ジェルネイルは健康な爪に対して塗ることができます。
深爪がひどかったりして痛みがあったり指先の皮膚がはれていたり、出血がある場合はまずは治療を優先します。
それまでジェルネイルはやめておきましょう。
2.ジェルをしたら爪を切ることはできない
深爪に慣れていると爪が伸びるとつい切ってしまいたくなります。
しかしジェルネイルは一度塗ったら約1か月はそのままです。
ジェルネイルを爪切りで切ってしまうとそこからはがれてしまい、結果として爪がぼろぼろになってしまいます。
もし短くする場合は専用のエメリーボードを使って削っていきます。
セルフで深爪にジェルネイルをする方法とは?
深爪の場合でもセルフでジェルをすることが出来ます。
今では100円ショップでもジェルネイルを購入することが出来るので本当に便利と思います。
ジェルネイルに最低限必要な道具は以下の通りです
- ネイル専用ライト(UVライトまたはLEDライト)
- 筆(ブラシ)→ボトルタイプのジェルの場合不要。アートをするならあったほうが良い。
- クリアジェル→ベースジェルとも言います。
- カラージェル→お好きな色を。
- トップジェル
- ファイル→爪の形を整えます
- スポンジバッファー→スポンジ状のファイル。爪の表面に傷をつけてジェルの持ちを良くします。
- コットン→けば立たないものがベスト
- エタノール→未硬化ジェルを拭きとる
こう見ると結構必要ですね・・・わかりやすく言うと
【ライト】【ジェル】【お手入れ系アイテム】
この3つに分かれます。ライトとジェルはそれぞれ購入する必要がありますが、お手入れ系アイテムは家にあるものでOKです。
深爪にジェルネイルをする場合の流れ
ジェルネイルの簡単な流れ
ジェルネイルを行う場合の簡単な流れをご紹介します。ざっくり言うと
【ジェルを落とす】
【プレパレーション(爪のお手入れ)】
【ジェルを塗る】
この3つの工程に分かれます。
初めてジェルネイルをする場合最初の工程はないです。
ちなみに所要時間は1時間半~2時間ほど。
これはサロンの一般的な施術時間になります。
セルフでやる場合はもう少し時間がかかりますので最初は時間的な余裕を確保しておきましょう。
ジェルネイルの流れは以下の通りです。
- 自爪のケアを行う (プレパレーション)
- ベースジェルを塗る→ライトに当てて硬化
- カラージェルを塗る→ライトに当てて硬化
- トップジェルを塗る→ライトに当てて硬化する
- エタノールをコットンに含ませ未硬化ジェルを拭き取る
ここで一番大切なのがプレパレーションです。
セルフジェルは慣れていない状態で行うとプレパレーションがうまく出来ずジェルが端からはがれてしまう場合があります。
剥がれてしまうと爪の表面まで持っていかれてしまい傷めてしまう原因にもなってしまいます。
最初にジェルをする場合にはまずはサロンでジェルネイルを体験してみるというのもお勧めです。
特に爪を噛む癖のある人は指先が乾燥しており角質がたまりやすくなっています。
たまった角質を一度にキレイにするにはプロでも至難の業。
最初はネイルサロンで指先をケアしつつジェルネイルを楽しむのがお勧めです。
深爪へジェルネイルを塗る際のコツ
深爪へジェルネイルを塗る場合のコツをご紹介します。
ジェルネイルを塗る際に【エッジ】と言って爪先の断面のところへジェルを塗ります。
この部分にジェルネイルを塗らないと先端からペロッと剥がれてしまうからです。
しかし深爪だったりショートネイルの場合にはエッジにジェルを塗るのは難しいです。
そこで私が深爪のお客様にやっている方法をご紹介します。
それが根元→爪先へ筆を動かした際に一緒にエッジまで塗ってしまうという方法です。
この方法をすることでジェルがエッジにもきちんと当たり深爪でも持ちのいいジェルネイルを楽しむことが出来ます。
ちなみに皮膚についたジェルネイルはウッドスティック(楊枝にコットンを巻き付けたものでも代用OK)できちんとふき取ります。
ジェルネイルはアレルギーの原因になることもあるのでライトに充てる前にふき取るのが大切です。
深爪とジェルネイルに関する関連動画
深爪とジェルネイルに関する関連動画です。どれもわかりやすい動画となっていますので是非ご覧ください。
動画1
深爪やカーブのない平爪でもできる爪の長さ出しのやり方を紹介しています。セルフでも簡単にできるやり方裏技を解説しています。是非ご覧ください↓
動画2
短い爪のジェルネイルの基本の塗り方についてご紹介しています。細かい部分まで丁寧に解説していますのでぜひご覧ください↓
深爪でもジェルネイルを楽しもう♪
以上深爪の方がジェルネイルを楽しむ方法をご紹介しました。私のネイルサロンでも深爪で悩んでいた方がジェルネイルをすることでキレイな指先をを楽しめると非情に喜ばれています。
短い爪だからこそ出来る色やデザインを選ぶことで長さがなくてもキレイな指先を楽しむことが出来ます。是非興味のある方はやってみてくださいね!