ジェルネイルの一般的な持ちの平均は3週間~4週間。短い方でも最低2週間はキレイにもちます。今回はジェルが剥がれやすくなる原因についてプロネイリストの視点からご紹介します。
ジェルネイルの先端が1週間で剥がれてしまう原因
1.先端にジェルネイルを塗っていない
先端にジェルネイルをしっかり塗っていないと数日~1週間程度でペロッと剥がれてしまう事があります。
先端というのは【エッジ】の部分。エッジの部分にも
- ベースジェル
- カラージェル(1回でOK)
- トップジェル
をきちんと塗るようにしましょう。
クリアジェル(ジェルネイルも同じ)の塗り方について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
クリアジェルの正しい塗り方まとめ
2.爪が短すぎる
爪が短すぎるとジェルネイルが先端から剥がれやすくなる場合があります。
ネイルサロンでよくある理由は以下の通りです。
- エッジにきちんとジェルネイルが塗れていない
- 爪が短いと爪先端を酷使しがち
爪が短いと実はネイルの持ちが悪くなることがあります。
もし可能であれば指から1ミリ程度伸ばしてからジェルネイルをすると1週間で剥がれる、という事は少なくなります。
3.水仕事が多いなどの生活習慣
筆者の経験上、爪先端からジェルネイルが剥がれやすい、という方の多くが水仕事が多いです。
ジェルネイルは水を嫌うため水仕事が多いとが剥がれやすくなります。
1週間程度で剥がれることはあまり聞きませんが2週間程度で剥がれることが多いです。
このほかにもサウナやホットヨガなど汗をかく作業が多い人も要注意。
さらに手汗で悩む人のためのジェルネイルのコツについてもまとめました。
反り爪・爪が薄い
実は爪の形状によってはジェルネイルが剥がれやすい場合があります。
特に1週間の超短期で剥がれてしまう場合の多くが
爪が薄すぎる
という原因があります。
爪が薄くなってしまうとしなりやすいため、それにジェルネイルがついていけなくなってしまうんです。
そのため1週間程度で剥がれてしまった・・・という事に。
この場合、ネイルサロンでは補強効果のあるジェルでコーティングするほか爪を短かくするという方法をすることもあります。
また反り爪の方の場合も爪先端に衝撃が来るのでジェルネイルが剥がれやすい傾向があります。
爪の根元が1週間で浮いてきてしまう原因と対策
プレパレーション不足
爪の根元が1週間で浮いてきてしまう最大の原因はプレパレーション不足です。
プレパレーション不足というのは具体的には【爪上の角質が残っている】という事です。
角質をしっかりお手入れすることで爪とジェルネイルがしっかり勘合します。
1週間程度でジェルネイルが剥がれてしまう場合は一度下準備を見直す事をお勧めします。
プレパレーションのやり方を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
ジェルネイルプレパレーションやり方まとめ
ジェルネイルがはみ出ている
ジェルネイルが皮膚にはみ出たままにしていませんか?
目立たなくても、その部分がバリとなって1週間程度すると剥がれの原因になることがあります。
はみ出た部分は硬化前にウッドスティックでキレイに拭きとりましょう。
さらに硬化後はみ出しに気づいた場合には、最後にファイルでキレイに削り取ります。
サンディング不足
多くのジェルネイルではサンディングという作業があります。
サンディングとは簡単に言うと【爪に傷をつける作業】です。
スポンジバッファーで爪表面に軽く傷を付けます。
こうすることで傷の溝にジェルネイルが入り込みはがれにくくなるという効果が。
しかし【爪を薄くするから】という理由でサンディングを最小限にするネイルサロンも少なくありません。
サンディングが不十分だと特に爪の根元が浮きやすくなってしまいます。
こうなるとかえってジェルネイルが剥がれると同時に爪も薄くなってしまうのでしっかりサンディングすることが大切です。
ネイルサロンでやっている持ちをよくする方法
爪の状態にあったジェルネイルを使う
一つ目は爪の状態にあったジェルネイルを使うという事が大切です。
爪先が剥がれやすい場合や水仕事が多い場合は補強効果の高いハードジェルを使うという方法が一般的です。
また爪の状態によっては密着系のジェルを使う事も。
さらに筆者のネイルサロンでは剥がれやすいお客様にはフィルイン一層残しといって強力なジェルネイルをする場合もあります。
サンディングは新しいファイルを使う
サンディングは爪を薄くすると言われますがジェルネイルをするのであればある程度は必要です。
コツは
- 新しいスポンジファイルを使う
- 爪の根元付近にしっかり傷を入れる
という事です。
特に使い古した古いファイルはNG。
ただ爪を薄くするだけなのでサンディングとしては使えません。
筆者のネイルサロンでは毎回新しいスポンジファイルを使ってサンディングしています。
もったいない気もしますが小さく切って使えばそれ程負担にはなりません。
しっかり傷を入れることで剥がれにくいジェルネイルに仕上げることが出来ます。
プレパレーションを見直す
プレパレーションをしっかりすることでジェルネイルの剥がれのほとんどは解消されます。
筆者のネイルサロンではネイルマシンを使う事で角質を完璧に落としています。
手動だとどうしても時間がかかってしまいます。
さらい最後にメタルプッシャーで爪の根元をこすってみて、引っ掛かりがないか確認します。
引っ掛かりが在ればその部分には【まだ角質が残っている】証拠。
しっかりプレパレーションを行う事でジェルネイルの値段に関係なく持ちの良いネイルに仕上がります。
ジェルネイルの関連動画
ジェルネイルが一週間で剥がれてしまう原因や対策に関する関連動画をご紹介します。
動画1
ジェルの剥がれの原因の1つが爪切りを使ってしまうこと。ジェルをしていて爪切りを使ってはいけない理由やジェルを長持ちさせる方法などをご紹介してます。ネイルに役立つ動画となっていますので是非ご覧ください↓
動画2
ジェルネイルが1週間で剥がれる人がやりがちな3つの間違いについて紹介している動画です。
ジェルネイルに役立つどいうがとなっていますので是非ご覧ください↓
最後に
剥がれ知らずのジェルネイルを!
今回は1週間程度でジェルネイルが剥がれるというお悩みについてご紹介しました!
実は剥がれる原因は様々。
1個1個探ってみて原因を突き止めることが大切です。
剥がれ知らずでキレイなネイルを楽しんじゃいましょう♪
まとめ
今回はフットケアについてご紹介しました。参考にしていただけると嬉しいです。ほかにもネイルに関する記事を書いていますのでもしよければお読みください。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました!是非ネイルを楽しんでいただけると嬉しいです。