ネイルサロン エクラーラ品川・大井町店 公式ブログ

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ジェルネイルの上からマニキュアを塗ってもいいの?注意点とコツ

サロンでジェルネイルをしてもらっても「飽きてしまった」「急に落とさなくてはいけなくなっちゃった」ということも。そういった場合「上から別の色を塗る」という方法は便利ですが【ジェルネイルの上からポリッシュを塗る場合】注意点もあります。

今回はネイルをする場合のコツや注意点をご紹介します。

 

 

ジェルネイルの上からマニキュアを塗ることはできる

ジェルにストーンや3Dパーツがついている場合はNG

先ほども言いましたが、【ジェルネイルの上からマニキュアを塗る】ことは可能です。

可能ですが・・・以下のような場合は難しいです。

 

それが凹凸のあるラインストーンや3Dパーツを乗せている場合

 

さすがにこういった立体感のあるネイルの場合、マニキュアを塗るのは難しいです。

ポリッシュはあくまでも色味をカバーするものです。

 

それ以外でしたらジェルネイルの上からマニキュアを塗って色をカバーすることも可能です。

 

ジキラキラ感のあるラメグラデーションや、ちょっと明るめのカラーとかはお葬式などではNGですよね。

 

そういう場合は上から濃いめのベージュなどを塗ってカバーするということもできます。

次にジェルネイルの上からマニキュアを塗る際の注意点についてご紹介します。

 

ジェルネイルの上からマニキュアを塗る場合のポイント

ジェルネイルの上からマニキュアを塗るなら濃い色を選ぶ


まず大切なのが【濃い色】のマニキュアを選ぶ、ということ。

というのも、あまりにも透明感のある色を塗ると下のジェルネイルの色が透けてしまうからです。

 

せっかくマニキュアを塗っても下の色が透けてしまったら意味ないですよね。

濃い色というと赤とか青とか原色の派手な色を思い浮かべてしまう人も。

 

【えー、でも赤とか派手な色は仕事があるし無理だなー】

と思うかもしれません。

 

ジェルネイルの上からマニキュアを塗る場合は必ずしも【派手な色】である必要はないんです。

大切なのは【濃い、つまり不透明な色】です。

 

ベージュだったら透明、じゃなくて不透明なベージュ

ピンクでも、不透明のベージュ。

 

もし目立たなくするのが目的であれば、マニキュアは

  • 不透明タイプ
  • ラメが入っていない
  • パール入っていない

といったものを選ぶのがポイントです。

 

こってりした色の方が下のジェルネイルが透けずにキレイに塗ることができます。

 

こういった色は不透明なのでカバー力抜群なのですが、ムラになりやすい色でもあります。

ジェルの上から塗る場合は、ムラにならないようにふわっと塗っていきましょう。

 

2度塗りが基本ですが、一度目はライン取りをするような感じで薄く塗るようにします。

2度目に塗るときはムラを解消するように塗っていくとジェルの上から塗ったマニキュアもきれいに見えます。

 

ジェルネイルの凹凸まではマニキュアはカバーできない

ジェルの上からマニキュアを塗ることはできます。

 

特にイベントなどで【ネイルをごまかしたい】という場合には短期間で落とすことが出来るマニキュアはぴったりです。

 

しかし気を付けたいのが【ストーンなどのジェルネイルの凹凸まではマニキュアを塗ってごまかせない】ということ。

 

凹凸だといくらマニキュアを塗ってもわかってしまいます。

 

ただし、小さいストーンの様なアートだったらそれほど目立たないです。

【とりあえず、派手なジェルネイルを見えなくしたい】という場合にはベージュなどのマニキュアがお勧めです。

 

実はネイルサロンでも【ジェルをしちゃったけど、お葬式が急に入ってしまった】というお悩みはよくあります。

 

そういう場合上からマニキュアを塗ってもいですが、黒い手袋をするという方法もあります。

 

今ではお葬式用のレースの手袋が安価で売られています。

 

私の知り合いでも【お焼香だけだったので黒い手袋していった】という人も。

 

ジェルネイルの上からマニキュアを塗るとなると乾かす時間も必要となってきます。

手袋で代用できる場合はそっちの方が手軽だと思います。

 

ジェルネイルの上から塗る場合はベースコートも塗る


ジェルネイルの上からマニキュアを塗る場合、ベースコートも一緒に塗ったほうがいいです。

 

理由はいろいろありますが一つは【マニキュアを塗りやすい】というのがあります。

 

自爪に直接塗るのではないのですが、ベースコートを塗っておいたほうがマニキュアのムラが少なくなるからです。

 

特に私のお勧めはOPIのベースコート。

最初に塗っておくと次に塗るマニキュアが【スルスル】塗れちゃいます。

 

ちなみにジェルをしてから2週間以上経過していると、

爪の根本が伸びてしまうことがありますが、こういった場合はベースコートは必須です。

 

そのままジェルネイルの上からポリッシュを塗るとマニキュアがはがれやすくなってしまったり根元の自爪の部分だけ色素沈着してしまうからです。

 

ポイントは【地爪の部分にベースコートを薄く2度塗りする】ということ。

こうすることで地爪とジェルネイルの段差が縮まり、上からマニキュアを塗っても段差が分かりにくくなります。

最後はトップコートで仕上げます。

 

ジェルネイルの上から塗ったマニキュアを落とす場合の注意点

ジェルネイルの上についたマニキュアはノンアセトンを使う

次にジェルネイルの上にマニキュアを塗る場合の注意点についてご紹介します。

 

実は塗る場合よりも【落とす】時の方が注意点があります。

 

具体的に言うと【普通の除光液を使うのはNGです】。

 

ジェルネイルの上に塗ったマニキュアを落とす場合には

「アセトンフリー」

「ノンアセトン」

といったアセトンが入っていないの除光液を使うようにするのがコツです。


アセトンの入った除光液はジェルネイルまでも柔らかくしてしまう

次にジェルネイルの上に塗ったマニキュアを落とす場合、通常の除光液ではなくアセトンが入ってない除光液を使う。というのがコツです

 

【えー!なんで普通の除光液使ったらだめなの?】と思うかもしれません。

 

通常の除光液にはアセトンが入ってますがこれはジェルネイルも柔らかくしてしまうからです。

 

実は以前、ネイルモデルさんがジェルの上に塗ったマニキュアを普通の除光液で落としてしまったことがあります。

 

その時は【ネイルのツヤがなくなった】ぐらいで大丈夫でした。

 

しかし1週間後、ジェルがボロボロ取れてきてしまうことに・・・

結局ネイルがボロボロになってしまい、爪まで痛めてしまったようです。

 

こうなると、何のためにジェルの上にマニキュアを塗ったのかわからないですよね(涙。

 

こういうことにならないためにもジェルネイルの上に塗ったマニキュアは【アセトンが入ってない除光液】で落とす。

これが大切です。

 

 

ちなみにマニキュアは塗ってすぐの場合は【エタノール】でも取ることができます。

さらに無水エタノールの場合にはある程度固くなってからもポリッシュを取ることができます。

 

ノンアセトン除光液はコンビニでは売っていないことが多いので

もし緊急の場合でしたらエタノール類を使う、という方法もありますので

困ったときは試してみてはいかがでしょうか?

 

関連動画

動画1

実際にジェルネイルの上からマニキュアを塗ってみた動画です。本当に色が隠れるのか?凹凸は?わかりやすいので是非ご覧ください↓

 

youtu.be


動画2


かなり濃い色のジェルネイルに上からベージュマニキュアを塗って隠してみよう!という動画です。力技というだけあってかなりこってり塗っていますが非常に役立つ動画です。ぜひご覧ください↓

youtu.be

 

コラム:ジェルネイルの上からマニキュアを塗る際の落とし穴とは?

ジェルネイルの上のマニキュア頻繁に落とすと乾燥する

今回、ジェルの上にマニキュアを塗るというやり方をご紹介しました。

ネイルの上からポリッシュを塗ることで

  • イベントなどで派手なジェルがNGの場合にごまかせる
  • デザインや色が飽きてしまった場合
  • 爪が伸びてしまった場合

といった際に非常に役立つんですけど、実は厄介な問題が1つあります。

 

それが【指先が乾燥しやすくなっちゃうこと】

そして【繰り返し塗ったり落としたりすることでジェルネイル自体が劣化する】

ということ。

 

いくらジェルネイルをしているからと言って

マニキュアを上から塗ったり落としたりを繰り返すと

 

爪周りの皮膚の乾燥
爪自体の乾燥
ジェルネイル自体の劣化

というのを招いてしまうんですよね・・・・

 

特にセルフネイルで自分でネイルをしてる人は要注意。

 

つい「気に入らないからやっぱり落とそう」と頻繁に落としてしまいがちです。

 

基本的にジェルネイルの場合は3~4週間で付け替えを。

マニキュアの場合は1週間~10日ぐらいで塗り替えする。

 

というのが理想的です。

マニキュアは爪を傷めない、と思っている人もいるかもしれませんが爪は乾燥します。

 

特にマニキュアを塗る前に爪の油分をとったり、除光液でマニキュアを落とすことで指先は乾燥してしまいます。

 

【気づくと爪や指先が傷んでいた!】というケースが多いので塗って1日とか2日ですぐに落とす!

というのを繰り返すのは控えましょう。

 

ジェルネイルの上からマニキュアを塗るなら【爪ケア】も一緒にしよう!

 

ジェルネイルの上から頻繁にマニキュアを塗ったり落としたりを繰り返すのであれば【爪のケアも一緒に】してあげるのが鉄則です。

 

爪や爪周りの皮膚は除光液やエタノールで皮脂を奪われ乾燥している状態。

これが続くと

  • 爪割れ
  • 皮膚のひび割れ
  • 見た目の低下


ということが起こり

【ネイルをすればするほど爪が傷んでボロボロになっていく・・・・】といったことに。

私個人としてはネイルサロンで定期的にお手入れしていただきたいです。


まとめ


今回はジェルネイルの上からマニキュアを塗る際のコツや注意点についてまとめました。

上からポリッシュを塗る場合には不透明な色で濃い色を選ぶということが大切だとお話しました。

 

でももっと大切なことは【アセトンを使わずに落とす】ということ。

こうすることで【爪をキレイに保ちながらネイルを楽しむ】ことが出来るからです。

爪をキレイに保つ、って実はすごく大事なこと!

 

爪は確かに毎日伸びますが、一度爪が傷んでしまったら生え変わるのに半年かかります。

逆に言えば爪がボロボロになったら半年間はそんな状態のまま。

 

これって正直つらいですよね。

 

特にセルフでネイルをする人はネイリストのように【やめた方がいいですよ】と止めてくれる人がいない状態。

だからこそ【爪の自己管理】が大切になってきます。

 

その一つが【ジェルネイルの上に塗ったマニキュアはノンアセトン除光液などで落とす】という言うこと。

 

さらには乾燥しがちな指先を美容液などで集中ケアしてあげることが大切です。