マニキュアはジェルネイルと違って除光液で気軽に落とせる反面、乾かす時間がかかるもの。実際どれぐらいの時間がかかるのでしょうか?ここではプロのネイリストがマニキュアを乾かす時間についてわかりやすくまとめました!是非ご自宅やネイルサロンでマニキュアする際の参考にしていただければと思います。
マニキュアの乾かす時間って?
マニキュア乾かす時間の目安は【1時時間】
マニキュア乾かす時間ってぶっちゃけどれぐらいなんでしょうか?
マニキュアを乾かす時間の目安は【1時間】。
マニキュアを塗って1時間たてば大抵の日常生活をこなせます。
ただしマニキュアが完全に乾くのにかかる時間は丸一日。
なのでマニキュアを塗って1時間ぐらいだとまだ不十分と言えます。
では実際に乾かす時間がどれ具合かご紹介します。
1.マニキュアを塗った直後・・・乾いていない状態。触ると100%ヨレちゃう。
2.マニキュアを塗って15分ぐらい・・・表面が乾いてきます。指先だけだったら使えます。ただしまだヨレやすいので要注意。
3.マニキュアを塗ってから1時間・・・かなり乾きます。たいていのことはできますがパソコンを使ったりする際にはよれないように注意します。
4.マニキュアを塗って1日・・・カチカチに乾き、爪と一体になる感じに。ここまでくると数日はキレイに過ごすことが出来ます。
マニキュアの乾かす時間について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
マニキュアの乾かす時間ってどのぐらい?ヨレないネイルのコツ
マニキュアを塗ってから1時間はヨレやすい
実際私のネイルサロンで乾かす時間についてお客さんにご紹介するのは【マニキュア塗ってから1時間は出来るだけ指先を使わないようにする】ということです。
1時間。
これがマニキュアを乾かす時間の目安です。
出来たらマニキュア塗ってから1時間はトイレなどは極力避け出来るだけ指先を使わないようにするのがよれないコツです。
マニキュア乾かす時間を短縮したい!
方法1:速乾剤を使う
マニキュアの乾かす時間を短縮する方法1つ目は【マニキュア用速乾剤を使う】という方法です。
私のネイルサロンで実際に使っているのが【速乾スプレー】です。
通常はトップコートの上にシュっと吹きかけるんですけど私の場合はマニキュアを塗った直後にシュっと吹きかけていきます。
たくさん吹きかける、というよりもまんべんなく吹きかけた方がいいです。
速乾スプレーも乾くまでに時間が掛かるからです。
つまりこんな感じ。
ベースコート
↓
マニキュア塗る(+速乾スプレー
↓
マニキュア2回目(+速乾スプレー)
↓
トップコート(+速乾スプレー)
と言う感じです。
実際この方法だとかなり乾かす時間が短縮されますしマニキュアの持ちもUPします。
もちろん速乾トップコートを使ってもいいんですけど実はもちの点ではあまりお勧めしていません。
第一縮んじゃうことも多いのでマニキュア専門サロンではあまり使っているのを見たことがないです。
私のネイルサロンだと仕上げてから約30分ほどでマニキュアの表面はサラサラの状態になります。
通常これぐらいになるのに1時間ぐらいかかるのでマニキュアを乾かす時間がかなり短縮できると言えます。
私が使っている速乾スプレーはOPIから出ているスプレーです。
ちょっとお高いですがもしよければ使ってみてくださいね!
マニキュアを乾かす時間を短縮する方法2:薄く塗る
マニキュアを乾かす時間を短縮する方法3つ目はマニキュアを【出来るだけ薄く塗る】という方法です。
そもそもマニキュアは【揮発成分が揮発することによって固まる】性質があります。
沢山マニキュアを塗ることで揮発に時間がかかり結果として乾かす時間が長くなります。
逆にマニキュアを薄く塗るとその分乾かす時間が短くなる、というワケです。
ネイルサロンでもマニキュアを塗る際には【出来るだけ薄く】というのが基本です。
薄く塗るコツとして
- マニキュアのハケを広げて均一に塗る
- 薄め液を数滴入れてマニキュアをサラサラにしておく(マニキュアの残りが少なくなった場合のみ有効)
があります。
特にマニキュアのハケをしっかり広げて塗るというのが大切です。
マニキュアを薄く塗るというのは速乾剤のようにお金がかかりませんし、すぐに出来る簡単な方法。
是非今日から試してみてはいかがでしょうか?
ドロドロマニキュアの場合には薄め液でサラサラにしてから。
薄め液について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
マニキュア薄め液の上手な使い方まとめ
マニキュアを乾かす時間を短縮する方法3:速乾トップコートを使う
マニキュアを乾かす時間を短縮する方法2つ目は速乾トップコートマニキュアを使う、という方法です。
セルフネイラーの中ではこの方法が一般的じゃないかと思います。
通常マニキュアの仕上げにはトップコートを使いますが速乾トップコートの方が早く乾きます。
また最近ではOPIやCNDから乾かす時間を短縮出来るマニキュアも売られています。
このようにマニキュア自体が速乾タイプを使うことで乾かす時間を短縮することが出来ます。
ただし速乾タイプというのは【塗っているそばからマニキュアが乾く】というのがデメリット。
マニキュアを手早く塗る、という技術が必要になってきます。
また速乾タイプのマニキュアはドロドロしやすい、という特徴も。
ドロドロしたままで塗るとマニキュアを乾かす時間がかえってかかってしまうので薄め液などを上手に使いながら塗るというのが大切です。
マニキュアの乾かす時間を短縮する方法4:ベースコートのみにする
マニキュアの乾かす時間を短縮する方法4つ目は【ベースコートのみにする】という方法です。
普通はマニキュアを塗りますが
ベースコート
トップコート
のみのクリアマニキュアや透明カラーマニキュアで仕上げる方法です。
クリアで仕上がげることで清潔感のある指先を楽しめます。
透明系のマニキュアは乾きやすい
実はマニキュア自体は顔料が少ない方が乾きやすいという性質があります。
私のネイルサロンでもベースコート&トップコートのみのお客様もいらっしゃいますが10分ほどでほぼカチカチに乾きます。
実はこれはマニキュアの乾かす時間短縮としては最強の方法です。
透明だけじゃなくても顔料の少ないマニキュアを選ぶことで乾かす時間を少なく出来ます。
例えばこんな種類のマニキュアは乾かす時間が短くて済みます。
ラメが入ったマニキュア
薄い色のマニキュア
透明に近い色のマニキュア
逆に白っぽいマニキュアは乾かす時間がかかってしまうので塗る際には速乾剤などを使うといいと思います。
実は同じマニキュアでも色によって乾かす時間が変わってくるので早く乾かしたい場合には色を選ぶのが一番効果的です。
特に筆者お勧めはラメです。
気になる方は是非お試しくださいね!
マニキュアを乾かす関連動画
マニキュアはUVライトで乾く?
マニキュアはUVライトで固まる?について動画でまとめました!サクッと読みたい方はこちらをご覧ください↓
速乾マニキュア
OPIから発売されている本格速乾マニキュア動画です。本当に早く乾かすことが出来てびっくりです。セルフを極めたい人やサロンで導入を考えている人におススメです↓
最後に
今回はマニキュアの乾かす時間についてご紹介しました。
マニキュアは除光液で気軽に落とせる反面、乾かす時間がかかってしまうのがデメリットです。
とはいえマニキュアが発明された約100年ほど前はもっと乾くのが遅く、マニキュアを塗ってしまうと半日は家事が出来なかったそうです。
つまり当時は【マニキュア=家政婦さんがいる】というお金持ちのオシャレだったんですね。
そう考えると1時間ほどで指先が使えるようになる現在マニキュアはどんどん速乾になっていることがわかります。
マニキュアも日々進化していますので今後さらに速乾になることが予想されます。
マニキュアをしっかり乾かしてきれいな指先を楽しんじゃいましょう!