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パラジェルのオフってどうやる?爪を痛めないやり方は?まとめ

パラジェルのオフってどうやるんでしょうか?実際落とす方法は普通のジェルネイルとほとんど変わりません。とはいえ爪を痛めないために細心の周囲が必要です。以下では爪を傷めないパラジェルのオフについてご紹介します。

 

パラジェルのオフってどうやるの?

パラジェルのオフ方法ってどうやるんでしょうか?

結論から言えば、落とす方法は普通のジェルネイルとほとんど変わりません。

 

ジェルネイルの落とし方をざっくり説明すると以下の通り。

 

  1. 【ネイルファイルで表面のパラジェルを削り、専用のリムーバーを浸み込ませたコットンを爪に乗せる】
  2. 【アルミホイルで巻いて10~15分パック(爪が弱っている場合は20分程度)。
  3. そのあと柔らかくなったパラジェルをプッシャーで除去すれば終了】

 

通常のジェルネイルのオフとほぼ全く同じであることがわかります。

では次にオフの手順について細かく解説します。

用意するもの

ジェルネイルのオフで必要なアイテムって何でしょうか?ネイルサロンで使っているジェルネイルのアイテムは以下の通りです。

 

  1. ジェルネイルリムーバー:アセトン入りのものを選びましょう。
  2. メタルプッシャー:ウッドスティックでもOK
  3. ファイル(爪やすり):ジェルを削るため100~150グリッドの荒めのもの選ぶ
  4. バッファー:200~240グリット位。爪の表面を整えます。スポンジタイプが使いやすいです。
  5. コットン:爪のサイズに合わせてカットしておく(四分割が一般的)
  6. アルミホイル:指に巻けるくらいのサイズにカットしておく
  7. キューティクルオイル:保湿に使います
  8. (あれば)ゴム手袋やビニール手袋・ピンセット

パラジェルのオフをする際は換気を

 

パラジェルのオフをするときは換気をしっかりしましょう。

  • 具体的には
  • 換気扇を付ける
  • 窓を開ける
  • 扇風機などを付けて換気を促進する

などが大切です。またアセトンを使うときは火気厳禁です。

 

パラジェルのオフ具体的なやり方

1. ジェルネイルの表面を削る

 

ジェルネイルの表面をファイル(やすり)で削ります。


一方方向にやすりで削っていきます。

往復がけすると摩擦熱で熱くなるので注意。

 

皮膚の側はファイルで傷がつきやすいです。

周りの皮膚をしっかり押し下げて(スキンダウン)削ります。


ファイルは粗いファイルのほうが力を入れずに削る事ができます。

私の場合、オフは80~100グリッドぐらいのファイルを使います。

 

ただし自爪を削らないように注意します。

 

カラーを重ねている場合はベースだけ残すイメージで軽く削ると削りすぎを防げます。

ネイルサロンではネイルマシンを使って削ります。この場合も自爪を削らないように注意します。

2. アセトンを染み込ませたコットンをアルミホイルで巻く

ジェルネイルの表面を削ったらアルミとコットンを用意します。

  1. コットンをアルミホイルの上に置きます。
  2. その上からアセトンをたらします。
  3. アセトンを浸したコットンを爪の上に乗せ上からアルミで巻いてきます。
  4. コットンは爪にしっかり当たるように巻きます。


そのまま10分まちましょう

 

私の場合は、上から使い捨てのビニール袋をはめてます。

こうすることでアセトンが揮発しにくくなったり作業がしやすいので便利です。

 

3. 10分ほど時間を置く

アルミで巻いたら10~15分前後放置します。

手を温めるとアセトンの浸透が良くなるので使い捨てのビニール手袋をはめておくのがお勧めです。

 

ビニール手袋は揮発防止にの効果もありますし指先を使いやすくなるので便利です。

 

10分待つのは結構面倒ですがここでしっかりジェルを柔らかくしましょう。

4. ウッドスティックやプッシャーでネイルを取る

 

 

10~15分ほど置くとジェルネイルが柔らかくなって来ます。

試しに小指のアルミをとり、ジェルが柔らかくなってるか様子を見ます。

ジェルネイルが柔らかくなって爪から剥がれ落ちていたらOK。

 

アルミを1本ずつ取り、ウッドスティックかプッシャーでネイルを取り除きます。

 

ウッドスティックで取れないジェルはそのままにしておきます(これ重要)。

無理にはがすと爪を傷つけてしまうので無理やり取るのはやめましょう。


柔らかくなっていないジェルネイルの表面を優しくファイルで削り先ほど使ったアルミとコットンを使って爪の表面に巻いていきます。

 

5分ぐらいしてからもう一度チェックします。

5. スポンジファイルで爪全体をキレイにする


どうしても残ったパラジェルが爪の上に残る場合もあります。


そういう場合はスポンジファイル(220グリッド程度)を爪全体にかけるときれいになります。


ただし、あまりに大きいジェルはもう一度コットン&アルミを巻いて柔らかくしましょう。

 

こうすることでジェルネイルのオフで凹凸した爪も滑らかになります。

※ジェルネイルを再度塗る場合はこの工程飛ばしてプレパレーションを行います。

 

6.最後はオイルで保湿


アセトンは皮膚や爪を乾燥させるので最後はオイルで保湿します。

 

パラジェルオフに関する関連動画

動画1

↓パラジェルを落とす方法についてわかりやすく解説しています。是非ご覧ください↓

youtu.be

動画2

↓パラジェルだけじゃなくてジェルネイル全般のオフのコツについて。

ジェルネイルのオフで一番難しいのが【ジェルネイルの表面削り】ではないでしょうか?

この動画では表面削りのコツについてわかりやすく解説しています。是非ご覧ください

youtu.be

 

コラム:パラジェルオフをもっとスムーズにするコツ

パラジェルオフは爪の状態によって違う

パラジェルオフのは爪の状態によって異なるのが特徴です。

どう違うかといえば【アルミホイルで巻く時間】です。

 

ジェルオフではジェルリムーバーで浸したコットンを爪の上に置いてあるホイルで巻きますが、パラジェルの場合健康なお爪であれば10分~15分ほどでOKです。

 

これだったら通常のジェルネイルを落とす場合と同じですね。

一方で爪が傷んでいる場合パラジェルのオフは時間がかかります。

 

爪の表面が傷んでいる場合落としにくいため、アルミで巻いた後20分ほど置きます。

こうすることでパラジェルがさらに柔らかくなり爪に負担なくオフすることが出来ます。

パラジェルオフで爪を痛めないプッシャーの使い方

パラジェルのオフで気を付けたいのが【メタルプッシャーの使い方】についてです。

 

パラジェルに限らず密着性の高いジェルネイルの場合、オフしてもさらに爪の上に薄皮の様なクリアジェルが残っていることがあります。

 

パラジェルの場合もそうです。

 

この薄皮の様なクリアジェルをメタルプッシャーでゴリゴリ削ると爪を痛めてしまます。

 

では爪を痛めることなく残ったパラジェルを取るにはどうしたらいいでしょうか?

それが【メタルプッシャーを寝かせ、爪に添わせるような形でオフする】という方法です。

 

柔らかくなったパラジェルをこそげ落とす際はプッシャーを45度に立てて使いますがクリアジェルを取るときはプッシャーを寝かせる。

 

それでも取れなければもう一度アセトンを浸したコットンをアルミホイルで爪に巻きましょう。

こうすることで爪を出来るだけ痛めることなくパラジェルをオフすることができます

 

パラジェルのオフ!ネイルサロンではどんな感じでやってる?

パラジェルオフのネイルサロンでのやり方


では実際にネイルサロンでパラジェルオフをする際にはどんな感じでやっているでしょうか?

ネイルサロンでパラジェルを落とす際も先ほどお話したような内容でやっています。

ただしセルフとネイルサロンでパラジェルを落とす際の違いは

表面削り
溶剤
この2つです。

では以下でご紹介します。

パラジェルを簡単にオフするには【表面削り】が大事

パラジェルをするっと落とす決め手は【表面削り】です。

 

これはジェルをオフするときには必ずと言っていいほど大事なポイントになってきます。

 

ジェルネイルの表面はジェルオフ溶剤がしみ込まないので表面を削ります。

実はネイルサロンでは表面のトップジェルだけでなくカラージェルの部分もほとんどすべて削ってしまいます。

 

実は最近ネイルサロンで使われるカラージェルも年々落ちにくくなっており、ジェルオフ剤がしみ込みにくいということがあるからです。

 

私のネイルサロンでもカラージェルの部分は3/2程度削り、クリアジェルが残っているような状態になります。

 

パラジェルの場合もカラージェルを削っておくことでオフ剤がしみ込みやすくなり時間短縮になります。

 

さらに溶剤についてですが、パラジェルはその品質の良さから実は【オフしにくいジェル】と言われています(特にクリアジェルEX)

 

私のネイルサロンではアクセンツのオフ剤を使っています。

 

もちろんパラジェルはアセトンで落とすことが可能なのでお手持ちのリムーバでも全然OKです。

 

パラジェルなのにジェル表面を削るワケとは?

最後にパラジェルなのに表面を削るワケについてご紹介します。

 

良くいただく質問に【パラジェルをオフする時にネイルの表面を削るのはなぜ?】というものがあります。

 

パラジェルは爪を削らないって聞いていたのに・・・とびっくりする方もいるようです。

 

パラジェルが【削らない】というのは【ジェルネイルをする前の削り作業(サンディング)をしない】ということです。

 

しかしこの場合爪表面を削るのではないのでご安心ください。

削っているのは【パラジェルの表面】です。

 

先ほどもご説明しましたが表面であるトップジェルははジェルオフ剤がしみ込まないためパラジェルであってもマシンやファイルを使ってジェル表面を削ります。

 

こうすることでジェルネイルが溶剤に溶けやすくなり、素早くパラジェルを落とすことが出来るんです。まとめ

以上パラジェルのオフについてご紹介しました。

具体的には他のジェルネイルと同じような手順で落とします。

ただし無理やり落とすのは爪を傷めるのでNGです。

 

アセトンを染み込ませたコットンをアルミで巻きしっかり10分待ち、ジェルネイルが柔らかくなってから落としていきます。

 

短時間でパラジェルを落とすには表面をしっかり削ってリムーバーの染み込みをよくしておくことが大切。

 

ネイルサロンでは表面だけでなくカラージェルの一部まで削ってリムーバーの染み込みをよくします。

 

丁寧にパラジェルを落とすことできれいな爪をキープできます。

というわけで今回は以上です!ありがとうございました。