マニキュアのトップコートって何でしょうか?ついつい省略してしまうことも多いアイテムですがネイルサロンでは必須。トップコートを塗ることでネイルに良い効果がたくさん期待できるからです。今回はトップコートについてプロネイリストがまとめました。
マニキュアのトップコートって何?
トップコートって何?
マニキュアの仕上げに使うトップコート。ネイルではなくてはならない存在です。
最初に塗るベースコートと混同されがちですが、実際は全く異なるアイテム。
JNA【TECHNICAL SYSTEM BASIC】によると
トップコートとは【ポリッシュに光沢を与え、持ちを良くする。またポリッシュの保護と、耐久性を高め、変色を防ぐ】役割があります。参照:JNA
通常のマニキュアと似たような感じですが、最後の仕上げに使うという点でほかのアイテムと違います。
では次に役割について詳しくご紹介します。
トップコートの役割1:マニキュアのツヤを出す
役割1つ目は、マニキュアにツヤを出すというものがあります。
簡単に言えば【塗るだけでツヤツヤ】ということ。
マニキュアだけで仕上がる人もいますが、実はこれではすぐにくすんでしまうんです。
最後にトップコートを塗ることでガラスの様なツヤツヤに仕上がります。
トップコートがあるのとないのでは、マニキュアの発色やツヤ感(光沢感)は全く違います。
サロン級に仕上げたいのであれば是非使ってみて!
マニキュアの色素沈着についても書いてます↓キレイな爪にキープしたい方は是非読んでみてください。
マニキュア色素沈着した時の対処方法まとめ
ドロドロのマニキュアをサラサラにする方法まとめ
トップコートの役割2:マニキュアを保護する
トップコートには、マニキュアを保護する役割もあります。
良く【マニキュアは1日しか持たない】と言われることがあります。
トップコートを塗らないとマニキュアもすぐに剥がれてしまうんです。
マニキュアへの衝撃を防いで持ちを良くしてくれる(耐久性をアップさせる)の役割があるんです。
ネイルを塗ってから一週間くらい経っていても、上からトップコートを塗るとツヤが復活。
長持ちさせることができます。
トップコートの役割3:塗ると早く乾くものも
最近のトップコートの中には【速乾タイプ】が結構あります。
速乾タイプとは【塗るとマニキュアが早く乾く】タイプの事。
そのためあえて速乾を使う人も少なくありません。
実は筆者がやっているネイルサロンでも速乾タイプを使うことが多いです。
特に冬の時期のペディキュアの場合は速乾タイプが大活躍します。
マニキュアの仕上げにトップコートを!
マニキュアにトップコートっている?
ではマニキュアにトップコートっているんでしょうか?
結論から言えば必須です。
ネイルサロンではかならずトップコートで仕上げますし。
トップコートを塗るとネイルの輝きがワンランクUP。
塗った直後よりも1日たってからトップコートのすごさってわかります。
いつものネイルがプロのような仕上がりに。是非やってみてくださいね。
ベースコートを兼ねた商品も
ネイルアイテムの中には
ベースコート
トップコート
この2つを兼ねたアイテムも発売されるようになりました。
いわゆる【兼用タイプ】です。筆者のネイルサロンでも場合によってはこの兼用タイプを利用しています。]
最近では兼用ではなく【トリートメント効果】【補強効果】など様々な役割が入っているので爪の状態に合わせて使うようにしています。
私のお勧めはLCNから出ているダイヤモンドパワー。
ベース&トップのほかに補強効果もプラス。
ジェルネイルをお休みしたいお客様にも喜ばれています。
ただしこちらは速乾ではないので、早く乾かすには速乾スプレーが必要です。
乾き重視なら速乾。持ち重視なら通常タイプを
筆者自身の経験としてトップコートは
速乾タイプ→持ちはいまいち
通常タイプ→そこそこ持つ
というケースが多いです。
なので早乾きを重視したいなら速乾を。
逆に持ちを重視したいなら通常タイプがお勧めです。
さらに通常トップコートを使う場合には、速乾スプレーを使うと乾きが早いです。
さらに通常タイプでもよれちゃうとそこから剥がれやすくなるのでしっかり乾かすことが大切です。
ジェルネイルのトップコートとはどう違う?
ジェルネイルとマニキュアトップコートの違い
ジェルネイルとマニキュアのトップコートってどう違うんでしょうか?
同じものは使えないんでしょうか?
結論から言えば【ジェルとマニキュアのトップコートは使い分ける】必要があります。
マニキュアのトップコートはジェルネイルとマニキュアのトップコートってどう違うんでしょうか?
同じものは使えないんでしょうか?
結論から言えば【ジェルとマニキュアのトップコートは使い分ける】必要があります。
マニキュアのトップコートは【乾かすことで固まる】性質があります。
一方で、ジェルネイルは【ネイル用ライトの光で固まる】性質があります。
それぞれ性質が異なるものですので同じものを使うのはお勧めしません。
ちなみにジェルネイルのトップコートは【遮光瓶】に入っているので見分けるときのポイントにしましょう。
一方で、ジェルネイルは【ネイル用ライトの光で固まる】性質があります。
それぞれ性質が異なるものですので同じものを使うのはお勧めしません。
ちなみにジェルネイルのトップコートは【遮光瓶】に入っているので見分けるときのポイントにしましょう。
筆者おすすめトップコート
<seche>セシェ・ヴィート
速乾トップコートといえば【セシェ】というぐらいネイリストの間でも絶大な人気のあるセシェ。
速乾だけじゃなくて【ツヤツヤ】のネイルに仕上がるのもウレシイポイント。
普通のトップコートと違いトロッとした質感があるので力を入れずに塗るのがコツです。
OPIトップコート
プロ用ネイルとしての人気のOPI。
OPIのトップコートは速乾性ではありませんが、塗りやすさとツヤにかけては人気があります。
実際ネイリストの登竜門であるネイリスト検定でも使われる定番アイテム。
速乾タイプのトップコートにありがちな【速乾性はあるけどモチがいまいち】という点もカバーしてくれます。
すぐに乾かしたい場合には速乾スプレーとの併用がお勧めです。
アディクション ザ トップコート
ネイルの持ちに評価のあるADDICTION。
こちらのトップコートも数日間はツヤはキレイなまま。
乾きにくいとの声もありますが、持ちを重視したい方にはおすすめです。
筆者お勧めはLCNのダイヤモンドパウダー
基本的に筆者のお勧めはダイヤモンドパウダー(先にご紹介しましたが)です。
多少値段は張りますが、ジェルなどで弱った爪にもお勧めです。
気になる方は是非試してみてはいかがでしょうか?
トップコートに関する関連動画
トップコートの関連動画をご紹介します。トップコートの気泡が出来る原因をサクッとまとめました↓
動画1
トップコートで気泡ができる原因についてまとめました!ぜひご覧ください↓
動画2
セシェのトップコートについての動画です。ネイリストが塗り方やセシェのメリット等詳しく説明していますので是非ご覧ください↓
まとめ
今回はマニキュアのトップコートについてご紹介しました。参考にしていただけると嬉しいです。
トップコートはマニキュアの仕上げ、もっと言えばトップコートでネイルの仕上がりや
持ちが決まるといっても過言ではないです。
それぞれ商品によって特徴があるのでご自身に合ったマニキュアのトップコートを選んでいただくといいと思います。
ほかにもネイルに関する記事を書いていますのでもしよければお読みください。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました!是非ネイルを楽しんでいただけると嬉しいです。