先日ネイルサロンに初めて行ったところ、「ジェルネイルは付け替え周期が長いので爪に良い」「マニキュアは色素沈着するし、頻繁に塗り替えるので爪に悪い」と言われました。これって本当ですか?
ジェルネイルが必ずしも爪に良い、というわけではないです。
「ジェルネイルが爪に良い」はウソ
ネイルサロン・エクラーラの山崎です。こんにちは。
ネイルサロンのネイリストがジェルネイル初心者の方に役立つジェルの基本知識をご紹介します。
数年前、ネイルサロンに行くとネイリストに良く言われたことがありました。
それが「ジェルネイルは爪に良い」「マニキュアは爪に良くない」というフレーズ。
具体的には
・マニキュアは除光液を使うので爪を乾燥させてしまう。
・ジェルは長い間持つので、除光液を使う回数が少ない。
・なので、ジェルのほうがマニキュアに比べて爪に良い」
私自身も実際にネイルサロンで言われましたし、ジェルで爪を痛めてさんざんな思いをしてしまった友人も同じことを言われたとのこと。
?今思えば典型的な「セールストーク」なんですけどね(笑)。
では実際はどうなんでしょうか?
私としては「ジェルネイルは爪に良くも悪くもない」という認識です。
確かにジェルは
・長持ちする
・見た目がいい。
・爪の補強にもなる
という良い点があるのも事実。一方でマイナス要因としては
・ジェルネイルを塗る前に爪表面を削るので少しずつ薄くなる
・ジェルネイルを落す際のリムーバーが、爪を乾燥させることがある。
・ジェルオフをする際に少しずつ爪の表面は剥がれていく。
上のことを考えると、私はお客さまに「ジェルネイルは爪に良いのでジェルをしましょう」とは言えないです。
私はジェルネイルを「ファンデーション」に例えて説明してます。
ファンデーションを塗るとお肌がキレイに見えます。
でもファンデーションそれ自体は毛穴を詰まらせたりする場合もありますし、カバー力が高いとそれだけお肌に負担になることも。
またファンデーションを落すクレンジングで洗顔しすぎると今度はお肌が荒れてしまったりすることもありますよね。
ジェルネイルも同じで大切なのは「用途に合わせて使う」という事。
パーティがある、なんて時には先端が欠けにくいジェルネイルが重宝します。
ネイル=メイクの一部だと考えると、爪の様子を見ながら楽しむのが大切です。