ジェルネイルを1週間で付け替えするのはネイリストから見てももったいないし爪にもよくないです。一般的な付け替え期間は3週間~1か月程度だからです。
でも仕事などでどうしても取りたい、という場合もありますよね。そんなときはどうしたら良いでしょうか?
今回はジェルネイルを短期間でオフする場合の注意点についてについてプロネイリストがご紹介します。
ジェルネイルを1週間で取るのはもったいないの?
ジェルネイルを1週間で付け替えするのは正直もったいない
ネイルサロンでの一般的な付け替え期間は3週間~1か月程度
中には2週間程度、というネイルサロンもありますが爪が伸びるタイミングで付け替えするので3週間程度が目安です。
ジェルネイルしたまま爪を短くしたい!という方はこちらで詳しくご紹介しています。
もしよければご覧ください↓
ジェルネイルは爪切りで切ってもOK?爪を短くする際の注意点
ジェルネイルを1週間でとるのは爪にもよくない
ジェルネイルを1週間程度で取るのは正直爪にもよくないです。
取ることを【ジェルネイルオフ】といいますが、理由は【爪が必要以上に傷んでしまう】からです。
ジェルをする際に爪表面を削りますが、落とす際にも爪が乾燥したり、負担をかけたりすることが多いからです。
通常、こういった施術に耐えられるよう3週間程度の間を置いて爪が伸びるタイミングにあわせて落としていきます。
たとえ乾燥しても伸び切ってしまって新しい爪が生えてくるので全体としてはそれほど傷まない、という発想です。
そのため1週間程度で落としたり、付け替えするのはあまり爪にはよくありません。
ジェルネイルをして1週間で取るのはどんな時?
ジェルネイル1週間後にオフすのは【リフト】した場合
1週間後のジェルネイルはほとんど爪が伸びていない状態です。
個人差はありますが大体10日で1ミリ伸びるので1週間といえば1ミリ伸びているかどうか・・・
本当にこの状態でオフするのはお勧めしません。
もちろんこの状態ではリフトといってはがれもほとんど起こっていない状態です。
まだまだ楽しんでいただけます。
ただし、リフトといってジェルネイルが剥がれてしまった場合は【お直し】といってオフしたり一部を削り取ってしまう場合もあります。
とはいえ全部取ってしまうのではなく、剥がれた部分のみ慎重に撮ってから新しいネイルを塗っていきます。
1週間でもまだまだキレイ!というのがジェルネイルとマニキュアの違いなんです。
なのですぐにオフしてしまう、というのは非常にもったいないんです。
ジェルネイル1週間後で付け替えするデメリット
1週間後にジェルネイルを付け替えすると爪が傷みます。
オフする時にわずかですが爪の表面が持っていかれてしまうからです。
但し3週間から1か月ぐらいでしたら爪がその分伸びますので
傷んだ部分もカットしてしまうので永遠に爪が傷む、というわけではありません。
【傷んだ爪が生え変わる】周期で付け替えするのはそのためなんです。
しかし1週間程度で付け替えをするとほとんど爪が伸びていない状態。
必要以上に爪が傷んでしまい、数か月後には爪が極端に薄くなってしまったりすることも。
そうならないためにも3週間程度でジェルネイルを付け替えするのがベストなんです。
結婚式などで1週間ぐらいでどうしても取りたい時
ジェルネイルオフと一緒にネイルケアを受けよう!
結婚式などで一時的にジェルネイルをして、すぐにオフしたいという人ももちろんいると思います。
また仕事の都合で・・・というケースもありますよね。
そういう時には1週間程度でも取ってしまっても大丈夫です。
ただし、短期間のオンとオフで爪はかなり乾燥したり傷んでしまっているので必ず【ネイルケア】も一緒に受けていただくように私のサロンではお願いしております。
ネイルケアとは【爪や爪周りのお手入れ】のこと。
特にジェルの後は折れやすいので、折れにくいラウンドなどの爪の形に整えていきます。
更にネイルケアで爪周りをやさしくお手入れしていき、最後はオイルで保湿してきます。
爪周りの角質をきれいにした後でオイルを塗るので肌なじみが良く、その後の乾燥もあまり気にならない、というケースも多いです。
1週間でオフできるピールタイプのジェルをするという方法も
実は1週間ぐらいで取ることのできる【ピールタイプ】のはがせるジェルが発売されています。
もし短期間で取りたい、という場合はこちらのタイプのネイルをするというのもお勧めです。
元々1週間程度のもちを想定して作られているので数日だけの利用、という場合だと非常に便利です。
但し、いくらピールオフといっても、頻繁な付け替えは爪に良くありませんので
毎日付け替える、というのはやめましょう。
2週間タイプのジェルネイルもある!
1週間程度でジェルネイルを付け替える、もったいない!
という場合には【2週間タイプ】をするという方法もあります。
例えば
gel color by OPI (OPIが発売している2週間タイプのジェルネイル)
など。
どれも【オフしやすさ】に焦点を当てていますので通常のジェルネイルに比べると爪に優しい作りになっています。
いろいろなメーカーのジェルのベースとして使えるので使い勝手が良いです。
筆者の場合はベースのみバンビーナにして、あとは普通のジェルネイルを使っています。
ただし2週間以上放置しておくと自然に剥がれしまい、
かえって爪にはよくないので2週間を目安に付け替えする必要があります。
このように爪を短くしておきたい方は爪を削るほかに短期タイプのジェルネイルを使うという方法もあります。
やはりジェルネイルは3~4週間程度で付け替えするのがベスト!
ジェルネイルの一般的な持ちの平均は3週間~1か月
ちなみにジェルネイルの平均的な付け替え期間は3週間~1か月程度です。
2週間で付け替えする人もいます。
しかし2週間、といえば爪が1.5ミリ程度しか伸びていません。
爪が完全に生え変わるまで半年かかるといわれていますので、爪が完全に生え変わる前にジェルで傷んでしまう可能性もあります。
もちろん日常生活やその人の爪の形(そり爪、深爪)によっては2週間程度でジェルネイルがはがれてしまう人もいます。
現在では【2週間タイプ】もありますのでそちらを使うという方法が爪を痛めずお勧めです。
ジェルネイルの詳しい持ちに関してはこちらをご覧ください↓
ジェルネイルの持ちってどのぐらい?持ちをUPさせる方法まとめ
ジェルネイルをしていて爪が伸びてしまったら?
ジェルネイルをしたまま爪切りを使うのはNG
ジェルネイルをして1週間程度するとだんだん爪が伸びてきます。
そしてさらに10日ぐらいたつとさすがに「伸びた爪が邪魔だなぁ」という人も多いです。
こういう場合は【指の腹を使う】ことで日常生活はほとんど変わらず送ることができます。
筆者のネイルサロンのお客様は指の腹を使うなどして長い爪のまま日常生活を送っている方が多いです。
一方で、爪を切ってしまう人も中にはいます。
その場合【爪切り】を使うのだけはお勧めしません。
爪切りを使うことで爪とジェルネイルの間に隙間が出来てしまうからです。
では爪を短くしたい場合はどうしたらいいでしょうか?
その方法について次にご紹介します。
ジェルネイルをしたまま爪を切るなら爪やすりを使う
1週間程度すると爪が伸びてきますが付け替えするのはもったいないですよね。
こんな時におすすめしたいのが【エメリーボード】で爪を削るという方法です。
本来であれば、これもジェルネイルがはがれる要因になることがあるのでやらない方がいいです。
しかし
- 1週間程度で付け替えする→もったいない
- 爪切りで切る→ジェルネイルがはがれる
ということを考えるとエメリーボード(爪やすり)で削った方がまだジェルネイルを長持ちさせることができます。
注意点は
- 粗めのエメリーボードを使う(150~180グリッド)
- 仕上げはスポンジバッファーで切り口を滑らかにする(220グリッド程度がベスト)
- 優しく削る
力を入れなくても粗めの爪やすりを使えばうまく削ることができます。
関連動画
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1週間でジェルネイルをとっちゃうのはもったいない!という人におすすめの動画です。短期間だけネイルを楽しめる方法をご紹介しています。100円ショップでアイテムを買えるのもウレシイ♪もしよければご覧ください↓
動画2
ピールオフタイプのジェルネイルを紹介した動画です。1週間でジェルを取らなきゃいけない人にお勧めの動画となっています。ぜひご覧ください↓
ジェルネイルを1週間で付け替えるのは良くない?まとめ
今回は1週間後のジェルネイルを付け替えるのは爪に良くない?について紹介しました。
結論から言えば良くないです。
なぜなら「3週間ぐらいの付け替えやオフ」を想定してジェルネイルは作られているので
短期間で付け替えや外すのは正直爪が必要以上に痛む原因になるからです。
しかし、仕事などでどうしてもオフする必要がある場合には
オイルなどで保湿を徹底する
ネイルケアを一緒に受ける
爪が折れにくい形に整える
といったケアを一緒にしましょう。
またピールオフジェルや2週間タイプをするなど短期のネイルをするというのもお勧めです。
というわけで今回は以上になります。
ジェルネイルの正しく使って綺麗な指先を楽しんじゃいましょう♪