トップコートだけはこだわりたい。こんにちは。ネイルサロン銀座エクラーラの山崎です。
今回はマニキュアアイテム、トップコートの選び方について書いてみようと思います。
【トップコート】だけはプロ仕様を使う
結論から言うと、【トップコート】だけはケチらずプロ仕様を使うのがキレイに長持ちさせるためには大切だってことです。?
詳細を以下に解説していきます。
トップコートを知らない人っていないと思いますが、念のため。
トップコートとは【マニキュアの最後に塗るアイテム】です。ほとんどが透明で、ラメが入っている場合もあります。
トップコートを塗ることで、マニキュアが長持ちしますし、ツヤ感も数倍UPします。
こんなことを書いていますが、私自身このネイルの世界に入るまで、【トップコートってそんなに重要なのかなぁ】と思っていました。
第一お金がもったいない!!色もついていないし!
↑これはベースコートですが・・・
?
とまあ。こんな感じで思っていたのですが、ネイルスクールに入り、その考えは180度かわりました。
どんなふうに変わったのか・・・それは【今までうまくネイルが塗れなかったのは、トップコートをケチっていたから】ということに気づいたんです。
?私がネイルスクールに言って知ったことなんですが、トップコートにはこんなメリットがあるんです、
1.(凹凸や色ムラなど)すべてを包み込んでくれる・・・カラーリングの凹凸や色むらなんかもトップコートを塗ると9割ぐらい目立たなくなる。(ネイルサロンではこんなごまかし方はしませんが(笑)
2.ツヤ感が数倍増すので、それだけで指先がキレイに見える
3.重ねて塗ればネイルのもちがぐんと良くなる
とまあ、トップコート様さまなんです。
なのでトップコートだけは【いいものを選んでほしい!】【トップコートでお金をケチるのはもったいない!!】と思っています。
逆に極論を言っちゃえば、色ってそんなに大切じゃないです。だってその時の体調によって肌の色って変わっちゃいますし、気分によって色って変えるじゃないですか?
↓OPIから出た紫外線タイプのトップコート(専用のベースコートとカラーを合わせて使います)
でもトップコートは違います。常に爪のツヤツヤを維持していくれるので、万能アイテムといっても過言ではないです。
マニキュアで失敗しないためのトップコートの選び方
トップコートについて色々力説してしまいましたが、ではどんなトップコートを選んだらいいんでしょうかね?トップコートといっても、色々ありますし。
まずトップコートの種類についてですが、ざっくりわかりやすく言うと、こんな感じ。
1.トロッとしているもの(速乾タイプのものが多い)
2.さらっとしているもの(速乾タイプじゃないもの)
結論から言えば、普段自宅で楽しむんであれば、1のトロットしている速乾性タイプがおススメです。乾きやすいですし、トロットしてるので、ちょっとした色むらや凹凸なんかも隠してくれるので見た目もいい。
同じお金を払うんだったら断然お得ですよ。?
じゃあ、プロネイリストだったら・・・ということなんですけど、プロネイリストである私は2を選びます。さらっとしているタイプ。↓
きっとプロネイリストの多くは2じゃないかなぁ。
理由は色々あるのですが、その一つが【トロッとしているタイプは使っているうちにドロドロしやすいのでネイルサロンでは使いづらい】という点にあるからです。
1のトロットしているタイプは揮発しやすいのが特徴。
塗っているうちに乾いちゃうので、使っているうちにドロドロになってきます。
そのため乾きにくいさらっとしているタイプの方が、キレイに仕上げることもできます。また薄く塗ることで早く乾くというメリットもあるからです。
しかし、ご自宅で使う分には1で十分だと思います。きちんと蓋を閉めておけばそれほどドロドロにはなりにくいですし、ドロドロになるのは半分ぐらい使い切った後なので、薄め液で薄める、という方法もあるからです。
トップコート選び方の基準その2?ハケが大切!?
次に私がおススメするトップコートを選ぶ際の基準その2についてなんですが、それが【もち手が長くなっているトップコートを使う】というもの。
↑私イチオシのトップコート。とにかく速乾!早く乾くのでお客様も喜んで帰っていただけます。
理由は【もち手が長いほうがうまく塗れるから】、この一言につきます。これって、メイクに例えるとわかりやすいです。
例えばアイシャドウを買うと小さいチップがついてきますよね。あれを使って瞼にアイシャドウを塗るんですけど。
でもあの小さいチップで塗るよりも、アイシャドウを塗るアイメイク用のブラシの方がもっとうまく塗れますよね。
ブラシの毛質がどう、というよりも【もち手が長い】から【持ちやすい】⇒【塗りやすい】ですね。同じ技量でもブラシをちょっといいものに変えるだけでうまく塗れるんです。?
これはマニキュアでも同じで、よく、【100円ショップのマニキュアとネイルサロンで1本2000円ぐらいで売っているマニキュアはどう違うの?】と聞かれるんですけど、一番大きい違いは【塗りやすいかどうか】です。
もちろん内容成分とか、顔料の違いとか、もちとか、言い出せば他にもありますが、大きな差はここにあります。?
ネイリストが使っているプロ用のマニキュアの特徴は【とにかくもち手が長い】というところが特徴なんです。もっと言うと、筆が太くて、毛がたくさんついてます。
もち手が長く指にフィットするように設計されているもち手に、コシのあるハケで塗っていくので、力加減が調節しやすいんです。
だから塗るのが難しいパステルうカラーから、筋を平行に塗らなきゃいけないパール系、マット系までキレイに塗ることが出来るんです。
トップコートも同じで、コシのある長いハケがついているので、一度にたくさんの面積を塗ることが出来ます。そのためムラになりにくく、つるっとキレイなネイルを仕上げることが出来るんです。
というわけで、以上の理由からトップコートを選ぶ際には【速乾性タイプ】でかつ【ハケがしっかりしているプロ仕様】のものがおススメなんです。?
確かにプロ仕様のものは1本1000円以上もしますので、一寸もったいない気もがするのも分かります。
?そういう場合には、ベースコート兼トップコートになっているものもあるので、そういうタイプを使う、という方法もあります(兼用になっていて速乾性タイプは少ない)。
?
↑ベース兼トップコートになっているものもあります。
?どちらにしても、キレイに仕上げるためには【速乾性(ヨレ防止)】【ハケ】って大切なんです。もしキレイに仕上げたいな、という場合にはトップコートだけはいいものを使ってもらいたいです。
最近の速乾性のトップコートは20分もすれば、かなりしっかり渇いてきます。
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