ネイルサロン・銀座エクラーラの山崎です。こんにちは。現在ネイルサロンを経営する傍ら、ネイリストとして活動しています。
今回は知っているようで知らない!【ネイルオイルの基本の使い方】について書いていきますのでもしよければ参考にしてくださいね。
ネイルオイルとは?
ネイルオイルとは、簡単に言うと「爪や爪回りに塗る専用のオイル」です。
指先はほかの部分よりも角質が多く、乾燥しやすく、カチカチになりやすい場所。
そのためネイルオイルは普通のオイルよりも肌なじみしやすいように作られています。指先に一滴垂らすだけでしっとりするのはこのためです。
ネイルオイルで指先を保湿することで乾燥しやすい指先を柔らかくしっとり保つことが出来るんです。
また割れやすい爪に保湿することで、爪の根元割れを防止する効果も。
ここではこんな便利なネイルオイルの効果を最大限引き出すために大切な
「基本の使い方」についてご紹介します。
ネイルオイル最初の1本は【液体ドロップタイプ】
ネイルオイルにも色々な種類がありますよね
普通のハケタイプから、スポイトタイプ、ロールオンタイプにクリームタイプやジェルタイプ・ペンシルタイプなんかもあります。
色々な種類はありますが、まず最初の1本として、
私がそろえてほしいものは【液体ドロップタイプ】です。
具体的には液体タイプで、スポイトになっているタイプ。
なぜなら【ネイルオイルを指先に垂らすことが出来る】からです。
指先に垂らすことが出来るものであれば、スポイトタイプでなくても大丈夫です。
ポイント:液体タイプでスポイトのネイルオイルがおすすめ
さらに植物性オイルを使っているものを選んでください。
ちょっと値段は高いんですけど、肌なじみがいいので保湿効果は高いです。
ホホバオイルとか、オリーブオイルとかを使っているネイルオイルです。
一見効果に見えますが、いちど買えばしばらく持つので1回あたりの保湿費用はそれ程掛かりませんし、効果で見るとお得です。
ネイルオイルは「夜寝る前」【ハンドクリームと併用】するのがベスト
次によくある質問なんですけど、それが【ネイルオイルっていつ塗ったらいいんですか?】というものです。
一日5回程度塗ってください、というネイルの先生もいますけど・・・
正直忙しいのに私にはムリ(笑)。
あまり回数とか気にしない!というのがワタシ流。
キレイになるんだったら、楽しく続けたいじゃないですか??
そこで私がおススメするネイルオイルの塗るタイミングはこんな感じです。
- 夜、布団に入る前に塗る
- 日中は【気づいた時に】【指先の乾燥が気になるとき】に塗る
- ネイルオイルを塗ったら、ハンドクリームで保湿を強化
こんな感じです。
なぜこの方法がおススメなのかというと、
布団に入った後って手を洗ったりしないからです。
せっかくオイルで保湿しても手を洗ってしまうと、せっかくのオイルが流れてしまうんです。
なので布団に入る直前に指先を保湿すると、
保湿効果も高いし、あとは【うっかり忘れる】という事も少ないのでオススメなんです。
ちなみに・・・
あと【ハンドクリーム】についてですが、実は【ネイルオイル】って即効性はあるんですけど長続きしない、という特長があるんです。長時間しっとりさせてくれる効果が小さいんです。
逆にハンドクリームって即効性はあんまりないんですけど、しっとり感は長時間持続してくれます。
なのでネイルオイルを塗った後は、保湿をキープしてくれるハンドクリームを塗ってもらうと、しっとりした状態が長く続くのでお手入れする手間が省けます。
ネイルオイルは指先から垂らす、が効果抜群
まず私のサロンでご紹介している、
【基本の使い方】についてご紹介します。
結論から言うと、【ハケを使ってオイルを塗る】だけではしっかり保湿はできません。
理由は
ハケを使ってオイルを塗るだけでは肝心な部分にオイルを行きわたらせることが出来ないから】。
肝心な場所とはどこかといえばそれが
【爪の両端】です。
専門用語でいうと、【ストレスポイント】です。
の両端は、乾燥すると爪が折れやすくなったり、ささくれができやすい指先になってしまう、いわば【トラブルメーカー】。
トラブルが頻発する「爪の両端」をしっかり保湿することで、爪や指先のトラブルを改善したり、予防することが出来るんですよ!
ポイント:ネイルオイルの効果を最大限引き出すには【爪の両端】ストレスポイントをしっかり保湿する事が大切!
では私がおススメしている【ストレスポイント】をしっかり保湿するネイルオイルの使い方についてご紹介します。方法は以下の通り。
1.指先を立てる(手のひらを自分の方に向ける)
2.指先(フリーエッジの裏側でもOK)にオイルを垂らす
3.そのまま10秒ほど待つ
4.オイルが下に流れたら、オイルを指先になじませる。
爪先からオイルを垂らすことでストレスポイントにしっかりオイルが行きわたり保湿することが出来ますよ。余ったオイルは指や爪に塗ってしっかり指先も保湿します。
肘や踵のお手入れに!ネイルオイルの使い方・応用編
ネイリストはネイルオイルを色々な場面で使っているのをご存知ですか?
ここではネイリストの間で使われているネイルオイルの使い方についてご紹介します。
・肘や踵のお手入れに1滴
普段使っているボディークリームにネイルオイルを1滴-数滴たらして使う、
という方法。指先同様、角質がたまりやすい肘や膝、
かかとにネイルオイルの保湿効果でしっとり効果が期待できます。
・ジェルオフするときに
実はこれが一番多い方法です。
ジェルリムーバーを浸したコットンを爪に乗せる前に爪回りをネイルオイルでべとべとにしてから使う、という方法。
こうすることで指や爪の乾燥を緩和できます。
・マニキュアを塗った後に
マニキュアを塗った後に一滴爪に垂らします。
ネイルオイルの中には、【速乾】効果のあるものもありますので、
早く乾かしたい、という場合には速乾効果のあるオイルがおススメ。速乾効果がなくても、もちろんOKです。オイルを垂らすことで、
塗ったマニキュアにゴミがつくのを防いでくれます。ゴミがついてしまったらさっと水(お湯はNG)で指先を流します。
・写真を撮る前にネイルオイルでツヤツヤに♪
?ネイルの写真をUPする前に指先にネイルオイルを指先にほんの1滴たらします。
これだけでツルツルツヤツヤのネイルの出来上がり♪
ささくれも目立たなくなるので、指先美人の写真を投稿できますよ。
まとめ
- ネイルオイルとは「爪や爪回りに塗る専用のオイル」指先に一滴垂らすだけで指先がしっとりツルツルに。
- 初めてのネイルオイルは【液体】+【スポイトタイプ】(もしくはドロップタイプ)がおススメ。
- ネイルオイルで肝心なのは【爪の両端にしっかり行きわたらせる】こと。こうすることでトラブルが起きやすいストレスポイントを保湿できるので、爪割れやささくれ対策になるからです。
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