ネイリストが考える料理とネイル。率直に言います。
ネイルサロン・銀座エクラーラの山崎です。こんにちは。
今回はネイルと料理の第二弾。
良く質問をいただく【ネイルをしたまま料理するのって害があるの?】
について書いてきます。
ネイルをしたまま料理するのは害があるの?
ネイルをしたまま料理するのって害があるんでしょうか?結論からいえば、ネイルしたままお料理しても【超短期】では害はないです。
ネイルをした手で作った料理を食べた直後に【うっ!死・・・。】なんて人見たことありますか?
私はないです(笑)。
ネイルにくっついてる大きいストーンが料理に入ってそれを食べた人が喉に詰まった。とい場合も影響あるんでしょうけど。
私だったらネイルしている場合は手袋して料理しますけどね。
もちろん常識の範囲ですよ。
ネイルのマニキュアを一気飲みとかしたら・・・やったことないのでわかりませんが。
もちろんやらないほうがいいです。確実に身体壊します。
【そんなことわかってるよ?!ネイルは長期的にはどうなの?】というせっかちなアナタのために、ネイルとお料理について長期的な影響について書いていきます。
ネイルしたままお料理する場合の長期的に見た【害】について
ネイルをしたまま料理することの長期的な害ってあるんでしょうか?
率直に言って、それは【誰にもわからん!】というのが正直なところです。
ネイルの害はあるかもしれないし、ないかもしれない。
なので私のネイルサロンでは迷った方には、以下のようにおススメしています。
- 食事を素手で作ることが多い・小さいお子さんがいる方はジェルネイルがおススメ
- 食事をそれほど作らない・小さいお子さんがいない方はネイルはマニキュアでもOK
※おススメベースなので私のネイルサロンでは基本はお客様にお選びいただいています。
なぜこの基準でネイルをおススメしているのか?
それは私がとあるネイルセミナーに行ったときに学んだネイルの内容がもとになっているからです。
それが以下のようなネイルの内容。ちょっとショッキングかもしれません(私だけ?)
- 【ジェルネイルは完全硬化しているので、硬化したジェルネイルのかけらを食べてもそのまま排泄される】らしい
- 【マニキュアは、可塑剤が溶け出すことがあるので、ネイルしたまま指先を口に入れたりするのはあまりやらないほうが良い】らしい
この真偽は私自身、実証研究したわけではないのでわかりません。
ただしこの話を聞いてからマニキュアをしたときはお料理の際は手袋をして調理することにしています。
しかし私のサロンではこの内容をもとにネイルのアドバイスをしています。
料理中、絶対に取れない、ということはありません
一概にネイルといってもマニキュアとジェルネイルで強度が違ってきます。
マニキュアについては衝撃に弱いですのでお湯などをできるだけ避けていただくのがおススメです。
またジェルネイルについてですが、こちらは強度が強いのでストーンなどでもなかなか取れないといわれています。とはいってもコスチュームジュエリーの指輪と同じで「絶対取れない」というわけではないです。
1か月以上放置していたリすると、ある日ぽろっと取れることもあります。
相談者さんの場合にはネイルが取れるか心配、とのことですので調理用の手袋を着用されてみてはどうでしょうか?
私自身も使っていますが、これはネイルやお肌の保護もできますので便利なアイテムです。
ネイルをしながらお料理はできる
ネイルアートをするとお料理の時に剥がれて混ざってしまわないか、というご相談ですね。
ざっくばらんに結論から言うと【混ざるかもしれないです】。
正確に言うと【絶対に混ざらない、とは言えない】ということです。
マニキュアの場合にはお湯や衝撃に弱いので指先を使ったり、シャンプーしたりすると比較的簡単に剥がれます。
ですのでシャンプーをする際には爪先を使わず指の腹で洗う、というのが基本です。
また最近人気のジェルネイルですがこちらもしっかりくっついていますが、絶対はがれない、という保証はないです。
ですのでもしネイルをした際に剥がれが気になるのであれば料理用の手袋をする、というのがおススメです。
とかくネイルというとお料理との関係について取り上げられがちですが、指輪などの石も接着させている種類によっては落ちる可能性は大いにあります。
ネイルの有無にかかわらず、お料理の際には指先や指を清潔に保つことは常に大切ではないでしょうか?
ネイルしたまま調理した食事を食べるのは害がある??
ネイルサロン・エクラーラの山崎です。こんにちは。
ネイルサロンのネイリストがネイルのお悩みにお答えします。
ネイルした状態で料理して大丈夫か、というご相談ですね。
まず、マニキュアについてですが、指先を使うとはがれてきてしまいやすいです。 ですので、小さなお子様をお持ちの方、水仕事を多くされる方は 耐久性のあるジェルネイル、ネイルをしたら手袋をしてお料理するのをおすすめしています。
またジェルネイルの場合、爪先や根本などが浮いて来たら要注意です。
浮いた部分と爪の間に水が溜まっている場合がありますので、衛生的とは言えません。そのような場合には手袋をするか、浮いてきた部分を直す、というのがベストです。
またネイルをしてもしなくても調理をする場合には手や手首を洗う、というのが大前提です。 爪の裏など、しっかり洗うのが清潔を保つコツです。
私のお店ではネイルをせずにネイルケアだけ、という方も多くいらっしゃいます。爪や爪回りだけではなく手や手の関節をキレイにお手入れします。最後に爪を磨いてツヤを出しますのでネイルをしなくてもキレイに見える、と喜ばれています。
ネイルに関係なく料理の前は手を清潔にする事が大切
まず、ネイルサロンでいろいろなお客様に接する機会が多い
私の率直な経験から いうと、ネイルとお料理については皆さんあまりこだわっていない、という事です。
一人暮らしでデパートでお惣菜を買ってきたリする方もいますし、家事そのものをしない方もいます。家事は外注したり、分担している方も少なくありません。
ですので、それぞれの生活パターンに合わせて爪の長さを適度に長くしたり、食事の作り方を工夫しているのではないかと思います。
それを踏まえてですが、まず最近日本で主流になりつつあるジェルネイルは 以前主流であったマニキュアに比べて耐久性が上がっています。
ですのでお米をといでもすぐにはがれる、というわけではありません。ですが爪が長い場合には、お米はとぎにくいかもしれません。
しかし現在、爪を長くするというネイルは以前ほど少なくなりました。 今は素の爪(地爪)の長さを生かして爪の上にネイルをする、というデザインがほとんどです。
ですので指先を使う作業は比較的しやすいと思います。
私の場合には、調理をする際には常に手袋をしています。これは調理の際の衛生面を保つのと、ネイルをキレイな状態に保つ、両方の目的からです。
私は飲食店のアルバイトを以前していましたが、たとえ爪を短くしていてもそれだけでは十分ではないと言われたことがあります。念入りに手を洗い、爪の裏側までブラシを使って念入りに洗っていました。
ネイルをする、しないに関係なくお料理の前は手を清潔に保つことが大切だと思いますよ。
コラム:ネイルしたままお料理に関するご相談
ネイルが長くデコレーションしてる場合、料理したりシャンプーしたり普段の生活がやりにくく不便じゃないですか?私は家事全般や潔癖症もあり手を良く洗うので長く伸ばせません。常に爪は爪切りで短く切ってます。爪をのばすと色々な家事や自分の事が出来にくいです。爪と指の間にクリームが入る事すら気持ち悪いです。長く伸ばしてる女性は見た目は綺麗でも、生活しにくくないですか?
人それぞれです。爪を長くしながら家事を工夫して上手くこなしている人もいます。
爪を伸ばすか短くするかは個人の問題
爪を伸ばしていると生活しにくいのではないかという質問ですね。
相談者さんのような人の場合、生活しにくいのではないかと思います。
しかし爪を長くしながら家事を工夫して上手くやっている人もいます。
爪の長さは人それぞれ、自分の生活スタイルに合わせて、自分の心地の良い長さにするというのが基本ですよ。
家事は外注してほとんど家事はしない、という人もいますしね。
爪を伸ばすか短くするかは個人の問題であって他人が口出しすることではないです。ちなみに爪をのばした際には指先ではなく【指の腹】を使うと上手く行きます。
爪先を出来るだけ傷つけないように、指の腹を使って作業をしていきます。そうすると日常の動作にも大人の女性の色気や上品さが出ますので見た目も優雅に。
最後にハンドクリームについてですが、クリームの容器に直接指を突っ込んでクリームをとると爪の間に入ってしまいます。
指先は雑菌の宝庫ですので、清潔な状態でクリームを保存しておくためにも、綿棒などで取るようにします。
また塗る順番も大切です。クリームはまず手の甲に取り、手の甲から手のひら、指の関節、最後に指先に丁寧になじませるようにすると爪の間には入りません。
ネイルアートをしている人はどうやってお米をといでいるのかと、時々疑問に思って今します。ネイルをしながら料理をする際に気を付けることはありますか?
ネイルをしているかどうかに関係なく、お料理の前は手を清潔にすることが大切です。気になる場合には使い捨て手袋を使ってお料理するといいですよ。
ネイルアートをしても料理をすることは可能です。
ネイルサロン・エクラーラの山崎です。こんにちは。
ネイルサロンのネイリストがネイルのお悩みにお答えします。
ネイルをした際にどうやってお米をといでいるか、というご質問ですね。
まず、ネイルサロンでいろいろなお客様に接する機会が多い私の経験から いうと、人それぞれです。
私のサロンではお料理自体をしない、という奥様もいらっしゃいますし。
それぞれの生活パターンに合わせて爪の長さを適度に長くしたり、食事の作り方を工夫しているようです。
「世の中のすべての女性が毎日お米をといでいる訳ではないですよ。人それぞれですよ」、というのが現状ではないでしょうか?
またジェルネイルとマニキュアでは耐久性が違いますので、ジェルネイルをしている場合にはそれほど気にせずお料理をしている人が多い印象ですね。
とはいってもジェルネイルも「絶対に剥がれない」というものではないです。
もし気になる場合にはジェルネイルをすることをお勧めします。
私の場合ですが、調理をする際には常に手袋をしています。
調理用の手袋をしてお弁当を作っているお弁当屋さんや食品工場の動画なんかを見たことがありますが、そんな感じです。
これは調理の際の衛生面を保つのと、ネイルをキレイな状態に保つ、あとは手の乾燥を防ぐ、という効果があります。
「料理は素手で」という主義の人もいますが、それはそれでいいと思います。
しかし素手がそれほど清潔とは私は思っていません。
電車のつり革やスマホをはじめ、色々なものに触っていますし、切り傷だったあったりします。また水虫だって足だけではなく手に感染するケースだってゼロではないです。
さらに私は飲食店のアルバイトを以前していましたが、素手で調理する際には念入りに強い石鹸を使って30秒以上手を洗っていました。
もちろん一日何度もです
ちなみに爪の裏側は専用のブラシを使って念入りに洗っていました。
ネイルをする、しないに関係なくお料理の前は手を清潔に保つことが大切だと思いますよ。
最後に
ネイルをしたまま料理する影響が心配な方は
料理をする際には手袋をする
これが一番です。私自身もしてますが、ネイルだけじゃなくて手荒れもしないし清潔ですよ。
ネイル=汚い
と思っている人もいるようです。でも【素手=汚い】なんです。
トイレで【大】した後でもきちんと手を洗わない人っていますしね。女性でもトイレの後手を洗わない人も時々見かけます。
さらに手が水虫になっている場合だってあります。
鼻をほじれば確実に爪裏に鼻のゴミがついてるわけで。鼻ゴミを爪裏につけたまま料理する可能性だってあるわけです。
鼻ゴミが料理に入っている場合だって・・・あるわけです(笑)。
結論としては、
- ネイルの有無にかかわらず料理の前は手を入念に(石鹸で)洗う。
- 自分のネイルが気になるなら料理を作る際に手袋をする
- ネイル有無にかかわらず料理を作ってくれた人に感謝する
- 自分が食す以外は料理の際のネイルについてはとやかく言わない(それってただのめんどくさい人なんで)
というのが私の結論です。もしよければ参考にしてくださいね。