マニキュアうすめ液とはポリッシュを薄めるための液体です。ドロドロになったマニキュアもさらさらにできるのでネイリストなら必ず常備してるアイテム。ここでは薄め液の正しい使い方やネイリストに人気のアイテムをご紹介します。
マニキュアうすめ液と選び方についてまとめました!
マニキュアうすめ液と選び方についてまとめました!
マニキュアうすめ液って何でしょうか?
薄め液とは、ポリッシュを薄めるために使用する。ポリッシュソルベント、ネイルシンナー、ポリッシュシンナーとも言う。
THECHNICAL SYSTEM BASIC より(日本ネイリスト協会)
簡単に言えば、マニキュアうすめ液とは、ビンの中で固まったりドロドロになったマニキュアを元のサラサラな状態に戻すためのネイルアイテム。
マニキュアがサラサラになることで爪に塗りやすくきれいなネイルに仕上がります。
ネイルサロンでもマニキュアうすめ液はなくてはならない存在。
うすめ液を上手に使うことでネイルをキレイに仕上げることが出来るんです。
逆にマニキュア薄め液がなければネイルも塗りづらくぼてっとしたネイルに仕上がってしまいます。
ではなぜマニキュアうすめ液を入れるとサラサラになるのでしょうか?
そもそもマニキュアは空気に触れ中の揮発成分が揮発することで固まります。
マニキュアを使っているうちに瓶の中に空気が入ると揮発がおこり、
結果としてドロドロになってしまいます。
特にボトルの口にマニキュアがついたまま蓋を閉めるとこの現象がおきます。
マニキュアうすめ液を選ぶポイント1:容量をチェック
では実際、マニキュアうすめ液の選ぶにはどうしたらいいでしょうか?
実はマニキュアうすめ液は容量がさまざまです。
小さなものだと10mlほど。ドラッグストアで数百円で売っています。
一方でネイルサロンでは100mlを超えるものが普通です。
ネイルサロンの場合はマニキュアを使うごとにマニキュアうすめ液を使うことも少なくありません。
そのため大きいサイズを使います。
しかし自宅用なら容量の小さいものを買うようにお客さんにはお勧めしてます。
マニキュアうすめ液といっても中身は揮発成分。
揮発成分は火気厳禁など気を付けることが多くネイルサロンでも非常に気を使います。
揮発成分は最小限に。
これは私がネイルサロンで気を付けていることです。
そのため個人でマニキュアうすめ液を使う場合には一番小さいサイズでいいかな、とも思っています。
キャップをしっかり閉めておけば、長期間使うことも可能です。
マニキュア薄め液の関連動画
マニキュア薄め液の正しい使い方と注意点についての動画をUPしました。
あまり知られていない薄め液の正しい使い方や注意点を分かり易くまとめています。。
是非ご覧下さい↓
マニキュアうすめ液を選ぶポイント2:ノズルの状態をチェック
マニキュアうすめ液には、実はノズルの形が2つあります。
ひとつはノズルから直接マニキュアのビンに注げるタイプ。市販されているマニキュアうすめ液ではこれが一番多いです。
次にもう一つはスポイトを使って使うタイプ。私がネイルサロンで使っているのはこのタイプです。
ノズルは使いやすい一方で量がわかりづらい、というデメリットもあります。
そのため100mlを超えるマニキュアうすめ液の場合には量が図りやすいスポイトタイプがお勧めです。
基本的には一度に数滴しか使いません。
逆に多すぎるとマニキュアが薄くなってしまったり、最悪瓶が破損することも。
薄め液を入れる量がしっかりわかるタイプがお勧めです。
マニキュアうすめ液を選ぶポイント3:ポリッシュとのブランドを合わせる
ネイルサロンではマニキュアうすめ液は【ポリッシュのブランドと同じものを使う】というネイリストも少なくありません。
実はマニキュアの成分はブランドによって違いがあるので、マニキュアうすめ液も同じブランドが良いと言われています。
例えばOPI。OPIではマニキュアうすめ液も発売しています。
高価なポリッシュですのでマニキュアうすめ液も同じブランドでそろえることで長くポリッシュを使うことが出来ます。
さらにアメリカブランドのセシェより発売されているマニキュアうすめ液もネイリストには人気があります。
人気の秘密は【ブランドの関係なく使える】という点。
セシェについて
セシェ・リストアの特徴は、多くの薄め液に含まれているアセトンを使用していないこと。本来必要な溶媒だけで構成されているのでカラーの分離を促すことなく、適切な粘度を保ちます。セシェ商品はもちろん、全てのエナメルに使用できます。(タカラベルモント より)
こういった理由からネイルサロンで使う場合にはセシェ・リストアのようにブランドを選ばず使えるマニキュアうすめ液を使うのがお勧めです。
マニキュアうすめ液の正しい使い方まとめ
マニキュアうすめ液は手軽に簡単に使うことができますが量や使い方を間違うと大切なマニキュアをダメにしてしまうこともあります。ではネイルサロンでやっているマニキュアうす液の使い方をご紹介します。
1.マニキュアうすめ液は1回分2滴~3滴で十分
マニキュアうすめ液の1度に使う量は2~3滴程度です。
これ以上入れるとマニキュアのツヤがなくなってしまいます。
1滴入れて、様子を見てさらに一滴・・・というように少しずつ調節しながら入れるのが大切です。
2.マニキュアの瓶は基本振らずに転がす
マニキュアうすめ液を入れたら蓋を閉めてシャカシャカ・・・というのはNGです。
両手にマニキュアを挟んで静かに転がす。これが基本。
なぜならボトルを振ることでマニキュアにバブルが入ってしまうといわれているからです。
キレイなネイルに仕上がげるために優しく手の平に挟んでころがす、これが基本です。
とはいえしっかりうすめ液とマニキュアを混ぜたいので私は振りますけど・・・
これは塗る際に刷毛の空気を抜きながらぬるのでOKなんですけど、基本は振らないほうがいいです。
2.新品のマニキュアにはうすめ液は入れない
基本的にマニキュアうすめ液は半分以上マニキュアがなくなってから入れるのがベストです。
というのもボトルいっぱいに揮発溶剤を入れることでマニキュアボトルが破損した、という事故が報告されているからです。
そのためボトルにはめいいっぱい溶剤は入れないように注意します。
マニキュアうすめ液のおすすめ3選
資生堂 エナメルうすめ液NA
アマゾンでもベストセラーのマニキュアうすめ液といえばこちら。
私もネイリストになる前はずっと使っていました。
理由は【安いから】。実際マニキュアうすめ液なんてそんなに使う事ってないですし少量だから場所も取らない。
さらに資生堂ブランドなのでどこでも手に入りやすい、というのもウレシイ。
マニキュアうすめ液で迷ったらまずはこちらのブランドの試してみてはどうでしょうか?
Seche セシェ リストア(うすめ液)
こちらもアマゾンで大人気のSeche セシェ リストア。
先ほどご紹介したようにブランドを選ばず使えるのがウレシイ。
もちろんプロのネイリストも使っています。スポイトタイプなので量を調節できるのがいいですよね。もちろん私も使っています。
OPI(オーピーアイ) ネイルラッカーシンナー
OPIから発売されているマニキュアうすめ液。OPIを沢山持っているのであればこちらがお勧め。とはいえOPIさんはブランドということもありお値段が少々高いので買いにくいのですが・・・ネイルサロンでは常連アイテムです。
まとめ
今回はマニキュアを早く乾かす方法をご紹介しました。
参考にしていただけると嬉しいです。ほかにもネイルに関する記事を書いていますのでもしよければお読みください。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました!是非ネイルを楽しんでいただけると嬉しいです。