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セルフジェルネイルのオフを簡単にする方法と注意点をプロが解説

セルフジェルネイルのオフを簡単にするやり方ってあるんでしょうか?ネットで紹介されている多くは【ネイリストのやり方】で練習やトレーニングが必要なことも。今回はジェルネイルオフが簡単になるやり方をプロネイリストがご紹介します。オフで苦戦している方にぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

セルフジェルネイルのオフって簡単にできる?

ネイルサロンと同じようなジェルネイルのオフは難しい

セルフジェルネイルのオフをした・・・と言って検索してみても、実際やってみると難しい。ということありませんか?

 

実際、ネットで紹介されている方法の9割以上がネイルサロンでのジェルネイルのオフの方法です

 

こういった方法はネイリストが何度も練習して習得する技術が含まれていることもあり

セルフで簡単にやるのは正直難しいです。

 

特にアルミの巻き方(練習が必要)やネイルマシーンなどはプロでも練習が必要です。

 

そこで今回はプロがサロンでやっているやり方ではなく、セルフでも簡単にジェルネイルのオフができるやり方についてご紹介します。

 

いわゆる【裏ワザ】的な方法です。

 

私もプライベートでこの方法をやってますのでセルフのジェルネイルのオフに困っている方の参考になると嬉しいです。

 

 

セルフジェルネイルのオフを簡単にするポイントは?


セルフのオフを簡単にするポイントは以下の2つです。

それが

1.ジェルネイルの表面削り

2.アルミの巻き方

3.爪に残ったジェルをいかに簡単に取るか?

 

では1つずつ見ていきましょう。

 

1.ジェルネイルの表面削りがすべて

 




実はネイルサロンでオフする際に一番大切なのが

【ファイルで表面のジェルネイルにいかに効率よく傷をつけるか?】

ということなんです。

なぜか?

 

表面に傷をつけないと、リムーバーが染み込んでいかないからです。

特に最近のジェルはカラージェルもはがれにくい仕様になっているので厄介です。

 

なのでネイルサロンではカラージェルも削ります。でもセルフでジェルネイルをオフする際にはそんなこと難しいですよね。

 

そこでポイントなのが【穴をあける】ということ。ところどころカラージェルを削って穴をあける(自爪は削らない)ことで

 

こういう風にしてリムーバーを染み込みやすくするという手法です。

これをやっておくだけでセルフでもジェルネイルのオフは数段、簡単になります。

 

2.「アルミホイル」ではなく指サックを使う

 

よくネットで検索すると【アルミを巻く】とサラッと書いてありますよね・・・。

 

実はアルミを巻く作業一つでもネイリストはちゃんと練習してからお店でやります。

 

きちんとアルミが巻けないと、アセトンが揮発してジェルが柔らかくなってくれません。

 

そのためオフの際のアルミは巻く順番があったり、

コットンがずれてしまわないようにとか、揮発しないように内側を折り返したりと

実はアルミを巻くのは結構技術が必要です。

 

ネイリストでさえも練習するぐらいなのに、セルフでいきなりやるのは難しいに決まっていますよね。

 

セルフでジェルネイルのオフを簡単にするには【指サック】がいいです。

指サックはネットなどで売っていますので、そちらを使いましょう。

アルミを使ったジェルネイルのオフのやり方はこちらで紹介しています。

 

指サックを使うことで

・コットンがずれない

・揮発しにくい

・利き手でもやりやすい

・指先が使いやすいので両手で簡単にオフできる

 

といったメリットがあります。

実は私もセルフでやるときは指サックを使っています。

 

少しでもセルフで簡単にやりたい、という方は試してみてくださいね!

ジェルネイルのオフはネイルマシンがあればセルフでも簡単にできる?

答えは【NO】ネイルマシンは本来練習が必要なプロの道具

 

セルフジェルオフでネイルマシンってどうなの?

他のサイトを見るとネイルマシンで削ると【ジェルネイルのオフは簡単にできる】と書いてあったりします。

 

確かにネイルマシンがあれば時短になります。しかしそんなに簡単じゃないです。

 

一方でネイルサロンではネイルマシンを使う前にきちんと【有料セミナー】に通い、何度の自分の爪で練習します。

 

もちろん、失敗することもあるので最初は【ハンド君】といってマネキンの爪を使って練習します。

 

マシンはあっという間にジェルネイルが削れるので本当に注意が必要です。ネイルサロンでは爪のカーブにあわせてビットの角度を微妙に変えながら削っていきます。

 

正直、そんなに簡単じゃないです

 

ネイルケア等ではケガしにくいので使いやすいですが、ジェルネイルオフの表面削りに使用する場合はセルフの場合はスクールやセミナーで習ったりハンド君などで練習してから行いましょう。

 

簡単!セルフジェルネイルのオフで必要な道具

セルフジェルネイルのオフを簡単にするためのアイテムを紹介します。

あくまで【裏ワザ】なのでネイルサロンでやっているようなアイテムとは少し異なります。

 

セルフジェルネイルのオフで準備するもの

 

ジェルネイルのオフで準備するものの一覧です。今はほとんど100均で手に入るので探してみるのもいいですよ!

 

  1. ジェルネイルリムーバー:  ジェルを除去する溶剤。100均でも売ってます。除光液で代用できますが、最初はジェル専用を使います。
  2. メタルプッシャー:ウッドスティックでもOK。 剥がれてきたジェルネイルを取り除く際に使います。 
  3. ファイル(爪やすり): ジェルネイルの表面を削るのに使用します。 100~150グリッドの荒めのもの選ぶのがコツ。ケガ防止のため面取りをしておきましょう。
  4. バッファー:ジェルネイルのオフ後の爪表面を整える際に使用。 200~240グリット位。ポンジタイプを用意します。
  5. コットン:4等分にカットしておきます(10枚)
  6. 指サック:コットンを固定するのに使います。
  7. キューティクルオイル:オフの後の乾燥した指先の保湿ケアに使います。 
  8. ダスト用ブラシ:表面削りの粉を振るい落とします。100均などのチークブラシでもOK


ポイントは指サックです。アルミでもいいんですけど、専用の折り方があったり

コットンがずれてしまったりと難易度高めです。

 

なので今回は指サックを使った簡単な方法をご紹介します。

ちなみにジェルネイルのオフで使うアイテムの具体的な選び方や画像をチェックしたい方はこちらをご覧ください。

 

 

セルフで簡単にジェルネイルオフしよう!具体的な手順をご紹介

まず初めにをセルフでオフする手順と必要な道具をご紹介します。

 

ジェルネイルオフの手順

 

セルフで【簡単に】オフをする手順は以下の通り

1.ファイルでジェルネイルを削る

2.リムーバーがしみ込んだコットンを爪に置く

3.指サックをコットンがずれないように装着

4.しっかりと時間を置く(10分ぐらい)

5.ウッドスティックでネイルを除去
6.爪に残った凹凸をスポンジファイルで滑らかにする
7.オイルで保湿して完了

 

これらの行程について、それぞれ詳しく解説します。


1.ファイルでジェルネイルの表面を削る

 



ジェルネイルの表面をファイル(やすり)で削ります。

ただし、削りが甘いとほとんど柔らかくならないので、ところどころカラーに穴が開くぐらい削るのがベストです。

 

穴が開きやすい箇所は【爪の中央】ですが、一度穴が開いたらそこは削らないようにしましょう(自爪が削れてしまうので)

 

特に
爪先
キューティクル周り


のジェルネイルは剥がれにくので、ファイルの角で表面を念入りに削るようにします。

 

簡単にサクサク表面を削るコツは

・粗めのファイルで

・一方方向に

・力をかけずに

 

削ることです。往復がけすると摩擦熱で熱くなるので注意しましょう。

 

カラージェルを全部削り取る必要はありません。

3か所ぐらい穴の開いた場所を作っていく感じです。

 

こうすることで、リムーバーが直接ベースジェルにしみこむのでセルフでもジェルネイルのオフが簡単にできるようになります。

 

2.リムーバーがしみ込んだコットンを爪の上に置く

 

ジェルネイルの表面がしっかり削れたら、リムーバーをしみこませたコットンを爪の上に置きましょう。

 

リムーバーはスマホケースや机に着くと、塗料が剥がれてしまったりつやがなくなるので注意が必要です。

 

使わなくなった小さいグラスなどににコットンをいれて、上からリムーバーを入れると簡単です。


3.サックを装着する

 

爪の上にリムーバーがしみ込んだコットンを置いたら、そのまますぐに指サックを装着します。

 

コツは【コットンが爪からずれないようにする】という事。

 

ジェルネイルのオフでうまく行かない理由の一つに【コットンがずれる】という事があります。

 

コットンが爪からずれてしまったら、いくら頑張ってもジェルネイルのオフを簡単にするのは難しいですよね。

 

爪の上にコットンをおいたら、すぐにコットンの上から抑えるように指サックをはめます。

 

こうすることでズレずにアセトンをジェルネイルにしみこませることが出来ちゃいます。


4.10分ほど待機


全ての指に指サックを装着したら10~15分ほど待ちます。

アセトンとジェルネイルをしっかりなじませることが実はオフを簡単にするためには大切です。

 

なので時間はしっかり置きましょう。

 

その間にもう一方の手のジェルネイルのオフをすると時短になります。

 

ネイルサロンでも両手一気にやるのではなく、右手のジェル表面削り⇒アルミホイルを巻く

をやった後に左手のオフをします。

 

こうすることで時間を有効に使えて短い時間でオフできるようになります。

 

5.ウッドスティックなどでジェルネイルを除去


10~15分ほど置くとジェルネイルが柔らかくなってきますので1本ずつ指サックをとってみましょう。

全部一気に取ってしまうと、アセトンが気発して柔らかくなったジェルがまた硬くなってしまうからです。

 

柔らかくなったジェルネイルをウッドスティックかプッシャーで除去します。

軽くこそいで取れないときは表面を少しファイルで削って指サックをさらに巻きます。

 

爪先の残ったジェルは爪を短くする場合は無理に取らなくてもOKです。

 


6. スポンジファイルで爪の凹凸を滑らかに


表面削りをしっかりしていれば比較的簡単にジェルネイルは柔らかくなって爪から剥がれてくれます。

 

とはいえ白いもやもやしたものが爪の表面に残って凹凸します。

これは無理にアセトンで取るよりも、スポンジファイルを使えば簡単に滑らかにすることができます。

 

  • スポンジファイルで大切なことは
  • 220グリッドぐらいのものを使う
  • 横ではなく縦(爪先に向かって)方向にかける

ということ。

 

特に爪の表面が削れやすいので横方向にスポンジファイルをかけると爪が薄くなりやすいですし残ったジェルも取れにくいです。

 

そこで縦方向に爪に向かって軽くスポンジファイルをかけると凹凸も簡単にきれいになります。


7.オイルで乾燥した指先を保湿


手を洗ってきれいにしたら、指先にオイルをつけて保湿をします。

 

アセトンによって指先や爪が乾燥していますので保湿は非常に大切です。

 

ただし、この後ジェルネイルをする場合は、オイルはネイルヲ仕上げた後にしましょう。

 

オイルは爪周りを中心に塗ると指先の乾燥を防ぐことができます。

 

セルフジェルネイルのオフを簡単にするポイント

それでもセルフのジェルネイルオフが簡単にできない・・・という人のためにポイントを紹介します。

どれも私が今まで失敗してきたことがほとんどなのでぜひチェックしてみてくださいね!

 

1.表面をしっかり削っているかチェック

 

実はジェルネイルのオフは【表面削り】をいかに上手にするか、にかかっています。

 

逆にここさえマスターすれば、ほとんどのジェルネイルのオフはうまく行きます(私の試行錯誤した結論です)。

 

ジェルネイルがうまく落ちない時は表面削りが甘いことが多いです。

 

特にサロンで付けてもらった場合、カラージェルも硬くリムーバーがしみ込まないことがあります。

そのため【ジェルネイルのツヤを消すぐらい】の削りでは落ちないことも。

 

ところどころでいいのでカラージェルに穴が開く程度まで削るのが簡単オフのポイントです。

こうすることで溶剤をベースまでしみこませ、短時間でするっとオフすることができます。

 

2.リムーバーはできるだけ新しいものを使う

 

実はあまり知られていませんが、リムーバーのアセトンが気発しているとジェルネイルのオフがうまく行きません。

 

特に【メンダ】で保存しているケースは要注意です。少しずつですがアセトンが抜けてしまっているからです。

 

溶剤は買ってきたときの容器に入っているのが一番いいです。実は容器が中身よりも費用は掛かっているぐらいです。

 

もし保存する場合もしっかり蓋を締め、立てた状態で保存しましょう。

 

こうすることでアセトンが揮発しにくくなるのでジェルネイルのオフが簡単になります。

 

3.表面に残ったジェルネイルは表面を削ってから

セルフでやるとどうしても表面削りが甘くなってしまい、硬いジェルネイルが残ってしまします。

この場合多くのサイトでは【もう一度アルミを巻きなおす】とありますがそれではいつまでたっても柔らかくなりません。

 

ジェルネイルがカチカチの状態で爪に残っている理由の一つが【表面削りが甘い】ため。

トップがリムーバーの浸透をはじいてしまい、ジェルが柔らかくなっていからです。

 

この状態でいくらアルミを巻いてもなかなか柔らかくはなりません。

 

こういう場合は一度ジェルの表面を少しだけ削ってから再度アルミ(今回は指サック)をするとうまく行きます。

コットンが張り付いたアルミはオフが難しい・・・

今回は指サックを使ったセルフジェルネイルを落とすやり方をご紹介しました。

一方でアルミを使ったり、コットンが張り付いたアルミを使ったやり方も頻繁に紹介されています。

 

その中で私が特に【難しいなぁ】と感じているのが【コットンが張り付いたアルミ】でオフする方法です。

 

というのもコットンが張り付いたアルミは硬いことが多く、うまく指に密着させて巻くのが難しいです。

私も何度もチャレンジし、失敗してきたことか・・・

 

コットンが小さかったり、アルミが固くて隙間が出来てしまうので簡単にはオフしづらいのです。

 

もしこういったタイプのアルミを使う場合は【正しい巻き方】をマスターする必要があります。

正直、指サックの方が簡単ですけどね・・・。

 

セルフジェルネイルのオフの仕方をもっと簡単にする方法

2.ジェルネイル表面削りのいらないトップジェルを使う

 

セルフジェルネイルのオフを成功させる一番大切なポイントが【表面削り】です。

 

一方でトップコートによってはジェルネイルの表面削りがいらないタイプもあります。

 

もしセルフでネイルネイルオフを簡単にしたい、という場合はこういった【はずす時のサンディング不要】ジェルを使うという方法もあります。

 

日本のブランドでしたらNaillaboから出てます。さらにアメリカブランドではCNDから出ています。

 

私もしばらく使っていましたが、サンディングがないのでダストも出ないですしオフが非常に簡単でした。

 

サンディングがイマイチ苦手、という方は是非試してみてください!

 

ピールオフタイプのジェルネイルをする

 

次にピールオフタイプのジェルネイルを使う、という方法を紹介します。

ピールオフタイプとは【はがせるジェル】のこと。

 

塗り方は通常のジェルネイルと同じですが、はがす場合はお湯などに付けてはがすというものです。

 

持ちが通常のジェルネイルに比べて短いですが、短時間だけ楽しみたい、という方はこういったタイプを使うというのもお勧めです。

 

実はジェルネイルの練習にこういったピールオフタイプをモデルさんに使うことが結構あります。

 

確かにお湯につけるとパカッとはがせるので便利な一方で持ちがあまりよくないのが欠点です。

但しオフの際のダストなどが出ないので、外すのが簡単というメリットがあります。

 

 

セルフジェルネイルオフに関する関連動画

動画1

youtu.be

ジェルネイルのオフに関する関連動画です。アルミをとったらふわっとめくれる、そんなやり方を紹介しています。セルフで簡単にやりたい、という方は是非ご覧ください↓


動画2

簡単で尚且つ早いセルフジェルネイルオフのやり方をご紹介した動画です。手軽にできる裏ワザテクが随所にちりばめられています。非常に参考になる動画ですので是非ご覧ください↓

youtu.be



最後に

まとめ

今回はセルフジェルネイルを簡単にする方法についてご紹介しました。

 

一般的にネットで紹介されているやり方は【プロネイリスト】のやり方でアルミを巻いたりネイルマシンを使ったりするのはトレーニングが必要です。

 

簡単にオフする方法で大切なのがいかに【ジェルネイルの表面削りをするか?】という事です。

 

自爪を削らないようにカラージェルに穴をあけるイメージで削っていきます。

 

ポイントとしては

1.指サックを使う

2.表面削りはカラージェルに穴をあけながら削る

3.ジェルネイルのリムーバーは新しいものを使う

 

といったやり方があります。

 

実はネイルサロンではあまりにも初歩的過ぎて、紹介されない内容ですが実はこの部分が簡単にジェルオフするためには本当に必要な部分です。

 

更に外す時のサンディングが不要なジェルを使ったり、ピールオフジェルを使う、

という方法もあります。

 



 

ジェルネイルのオフをしっかりマスターしてセルフネイルをもっと楽しんじゃいましょう♪

 

*1:自宅でネイルオフ