男爪をきれいにしたい・・・と思ったことありませんか?爪の形は実は生活環境やお手入れで日々変化しています。正しいお手入れで指先をほっそりとした印象の女爪にすることもできます。ここでは男爪と女爪について、や指先を綺麗にするお手入れ方法をプロネイリストの視点からご紹介します。
男爪とは?
男爪とは、縦に短く、横に広い形の爪のこと指すことが多いです。
一方女爪とは縦長で面積も狭い形の爪のこと。
そういった人の悩みは【ネイルをしても映えない】こと。
さらには指先を見られるのが恥ずかしい・・・
と感じたりしてしまう人が多いようです。
さらには爪の横幅が大きいために指が太く見えてしまう、といったこともあるようです。
男爪の特徴
特徴としてよくあげられるのは以下の通り
・爪が短い(指より短い)
・フリーエッジがない(いつも短く切っちゃう)
・ネイルベッド(ピンク色の部分)の面積が小さい
・爪の周りの皮膚が硬くてゴワゴワした印象
私のネイルサロンに来るお客様でも悩んでいる方の多くが
指先の印象を変えたい
といらっしゃる方も少なくありません
では逆に女爪の特徴について次にご紹介します。
女爪とは?
女爪の特徴で一番わかりやすいのが
縦長でほっそりした、アーモンド形のような爪
ではないでしょうか?
CMなどの手モデルの多くのほっそりした縦長の「女爪」です。
ポイントは【縦長】。
縦長の爪はほっそりしたイメージなので、実は爪をのばせばある程度きれいに見せることは可能です。
私がやっているネイルサロンでも
ネイルをするうちに爪が伸び、【ほっそりきれいな指先になってきた】
というお客様は少なくありません。
一方でデメリットはその【爪の長さ】。
爪を長く伸ばすことで。職業によっては不衛生さを感じてしまう人も。
清潔なイメージを保ちつつ、女爪を保つ方法ってあるんでしょうか?
次にご紹介します。
男爪から女爪に変えることが出来る?
男爪をきれいにするポイントはハイポニキウム
一方で男爪をきれいにしたいと思っても、爪を長く伸ばすので
職業によっては不衛生さを感じてしまう人も。
私がネイルサロンを始めたころは【爪が長い=不潔】と思っている人も多かったです。
しかしネイルアートの普及でそのようなイメージも改善されつつあります。
でもやっぱり仕事柄、邪魔になるから・・・・
という理由で伸ばせない人もいます。
実は爪を伸ばさなくても女爪になる方法があります。
それがハイポニキウムを伸ばす!
という方法。
具体的には爪のピンクの部分を伸ばすことで
短くても男爪をきれいにすることができるんです。
では次に具体的なやり方をご紹介します。
男爪から縦爪や女爪にする方法
1.指先の保湿をしてハイポニキウムを育成
ハイポニキウムを育てるにはまずは指先の保湿が大切です。
私のネイルサロンでお奨めしているのが
【指の先端からオイルを垂らす】という方法。
こうすることで爪と皮膚の間のハイポニキウムに保湿ができるほか
ストレスポイントも一緒に保湿できるので爪割れ防止にも。
気になる男爪もハイポニキウムケアできれいに。
ハイポニキウムが乾燥しているとちょっとしたことで皮膚からはがれて痛い思いをすることも。
日ごろから保湿をしっかりすることでハイポニキウムのケアになりますのでぜひやってみてください。
2.やすりを使う
2つ目の方法が、【やすりを使う】という方法です。
爪切りで切りっぱなしにするのはNGです。
理由としては
- 深爪になる
- 形がいびつになってしまう
- 二枚爪になりやすい
といったトラブルの原因になるからです。
ネイルサロンではある程度まで専用爪切りで大体の形を整えてから仕上げにやすりを使います。
目の細かいやすり(180~220グリッド)で整えるようにしましょう。
形をやすりで整えるだけでも男爪から女爪の印象に。
爪切りを使う場合は先端の白い部分は最低でも1ミリほど残して切るようにします。
3.深爪に注意
3つ目は深爪にならないように注意しましょう。
深爪を改善する場合はできたら【やすり】で形を整えるのがベストです。
その際にはフリーエッジを
1ミリ以上残すようにします。
白い部分をすべてカットしてしまうと
深爪が治らないばかりか、周りの皮膚まで硬くなってしまうからです。
深爪の方にとって爪が長いと作業しづらい、と思うかもしれませんが
そもそも爪は【指先を支える】器官。
指先まで届いていない骨の代わりに
爪がその代わりとなって指先の作業を支えているんです。
だから本来は指の先端まで爪があってもいいはずなんです。
作業しづらい、という場合には作業をするときは指先ではなく指の腹を使うようにしましょう。
男爪から女爪にするには焦らず気長にお手入れ
男爪からほっそり女爪に変わる目安の期間は約3か月ぐらいです。
長いと思うかもしれませんが
実は爪が完全に生え変わるまで約6か月かかるといわれています。
さらに最初は途中で爪が折れてしまったりすることも。
もちろんセルフでやる方法もありますが
正しいやり方でお手入れするのがカギとなります。
男爪に関する関連動画
男爪を女爪にするためのハイポニキウムケアの方法を紹介している動画です。
わかりやすく簡単に出来る方法を紹介していますのでぜひご覧ください
動画1
セルフでできる男爪をきれいにお手入れする方法を解説されています。ご自宅であるものでもできる方法が解説されていますので是非ご覧ください。
動画2
ボロボロだった爪から縦爪へ。そのお手入れ方法やケアのコツがわかりやすく丁寧に解説されています。ぜひご覧ください。
コラム:男爪になってしまう原因は?
男爪は爪をめちゃくちゃ長く伸ばさなくてもほっそりできる
一方で男爪から女爪にしたいと思っても、爪を伸ばすことに抵抗のあ
る人もいます。
私のネイルサロンでも「仕事上、爪を伸ばせない」という人も多いです。
さらには【長い=不潔】というイメージを持っていて、爪を出来るだけ伸ばしたくないな。という人もいます。
しかし、正しいお手入れをしたり爪の形を整えることで爪を伸ばさなくても男爪をほっそり爪へ育てることができます。
私自身もネイル業界に入るまではそれほどほっそりした爪ではありませんでした。
しかし月に1回のネイルケアや定期的にジェルやマニキュアを塗るうちに少しずつですが
爪の形が変わってきたのを実感しています。
ここでは男爪をきれいに育てる方法についてご紹介します。
それではまず男爪になってしまう原因からご紹介しましょう。
男爪は深爪が原因のことも
原因の一つに【深爪】があります。以前、私もそうでした。
というのも学生時代、【フリーエッジはすべて切るように】といわれていたので
ぱちぱちと爪切りで短く切っていました。
その結果、ピンクの部分が小さく、今とはかなり違う小さな爪になってしまった経験があります。
ネイルを始める前の爪↑
ショックですよね。
爪切りを使うと深爪はさらに進行します。
男爪はネイルサロンでお手入れできる!
気になる男爪を自分でお手入れする、という方法もありますが一方でネイルサロンでお手入れするという方法もあります。
通常のネイルサロンではジェルネイルをして終わりですが実はほかにもサービスがあります。
それが【ネイルケア】です。
私のネイルサロンでは月に2回程度ネイルケアを受けてもらうことで気になる男爪の形を少しずつ女爪に近づける、というサービスもあります。
ネイルサロンでネイルケアを受けるメリットとしては綺麗な爪が生えるのに大切な【甘皮ケア】が受けられる、また短い時間でケアが終わる
といった点が挙げられます。
実はネイルケアは簡単ですが、いざやろうとすると1時間以上かかることもあります。
また爪の形を整えるのは非常に難しくネイルサロンでやってもらった方が失敗はありません。
まとめ
今回は男爪から女爪に改善する方法についてご紹介しました。
まとめると原因は
- 爪を短く切りすぎる
- 爪切りを使う
- 遺伝
といったことがあげられます。
改善方法としてはハイポニキウムを育成するという方法があります。具体的には
- 爪やすりを使って形を整える
- 深爪しすぎない
- 保湿
- ネイルサロンでネイルケアを受ける
という方法が挙げられます。
爪が生え変わるのは6か月、最低でも3か月はかかります。
気長にお手入れしながら、というのがポイントです。
というわけで今回は以上です♪ありがとうございました!