固くなった指先にクリームがしみ込まないのはなぜ?
ネイルサロン エクラーラの山崎です。今日もプロのネイリストの視点からお話します。
寒く乾燥する時期になると指先が固くなりますが固くなった指先を触ってみると分かるのですが固くない部分よりも皮膚の皮が厚くなっていることがわかります。
ここまで硬くなってしまった場合にはクリームなどはなかなかしみ込みません。
サロンではカチカチに硬くなってしまっている場合ニッパーなどで角化している部分をきれいにお手入れします。
ニッパーを使わなくてもガチガチに硬くなっている部分を削るという方法があります。
それが「スポンジファイル」などでカチカチの部分を削るという方法です。
スポンジファイルは本来爪表面を削るものですが角化している角質の部分を優しく撫でることで硬い部分が削れてきます。
ポイントは「優しく撫でること」です。
やりすぎはNGです。
またスポンジの目の粗さも大切です。
スポンジファイルの目は細かいほうがいいです。
220?240グリッドがベスト。
終わったから必ずクリームで保湿しましょう。
爪自体の形を変えることは難しいですがメイクやファッションと同じでちょっとしたコツで爪を美しく見せることは可能です。
爪の横幅が大きい場合爪を伸ばすと指がキレイに見えます。
ポイントはただ伸ばすのではなくネイルベッドの部分を大きくしながら伸ばすという事です。
ネイルベッドとは爪のピンクの部分です。
この部分を伸ばすことで爪が長く見え結果として指がキレイに見えます。
ネイルベッドを伸ばす際に大切なことが【爪の両端を削りすぎない】ことが大切です。
爪の両端ささくれができやすい部分のことをサイドといいますがこの部分をぎりぎりまで削るケースを見かけます。
爪はほっそりして見えますがあまり削りすぎると周辺の皮膚の部分が硬くなったり爪が反りかえってしまったりネイルベッドもあまり育ってくれません。
ですのでこの部分を程よく残すことが大切です。
足のお手入れはネイルサロンでするのがお肌や爪のためには一番いいです。
足は手に比べて角質がたまりやすくとくに冬の時期などはかかとがガサガサする原因にもなるからです。
1か月に1回でも定期的に足のお手入れをすることでツルツルのキレイな足を保つことができます。
私がやっているネイルサロンでは足のお手入れ特に角質のお手入れにこだわっています。
マニキュアだけではなく手の甲や指の節をキレイにお手入れするメニューをご用意しております。
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オマケ
私のネイルサロンではマニキュアを塗った日はお風呂に入る際は出来るだけ湯船に爪先を浸さないようにとお伝えしてます。
お湯を使う事でマニキュアが柔らかくなりはがれてしまう事があります。
また髪の毛を洗うときも爪を立てず指の腹で洗います。
ちなみに私は使い捨ての手袋をしています。
こうすると剥がれが防げるので2日目以降のネイルをキレイに保つことができますよ。
ご参考にしてくださいね。
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